半年以上前から、左胸にしこりがありました。
しこりに気づいたきっかけは、義実家から頂いた『はなちゃんのみそ汁』という絵本の読み聞かせでした。
24時間テレビや映画になったりしていたので、内容はご存知の方が多いと思います。
ずっと気になっていたにもかかわらず、検診を見送っていました。
なかなか人にも話せず、時間だけが過ぎていきました。
ある日、ちょっとしたこから、
「しこりがあるんですよねー。」
と、話したら、
「直ぐに検診してもらった方がいいよ。」
と、言われました。
そりゃ、そう言われるよね、くらいにしか思っていませんでした。
でも、その方が、その日から、
「検診は?」
「早く受けた方が良いよ。」
「◯◯病院の乳腺科にいってみたら?」
と、何度も声をかけてくれてました。
現実に向き合うのが怖くて、逃げていましたが、ようやく、市の集団検診を受けました。
検査を受けた事を話したら、ずっと気にかけてくれていた方ご本人が、乳癌で、悪性の腫瘍があるのだと話してくれました。
ゆくゆくは、全摘手術をすると。
約6週間後に届くと説明された結果がポストに入っていました。
分厚い(@_@)
やっぱりかぁ。
と、検査結果を見ると、
『腫瘍疑いあり』
という結果とともに、紹介状が入っていました。
私が再検査を受けた2日前に、その方は、年内中に全摘手術を決めました。
私の再検査は、マンモグラフィと超音波検査だけでは判断がつかないということでした。
五分五分だと言われました。
組織をとって、2週間後に結果を聞きに行きました。
癌は見つかりませんでした。
でも、これで終わりではありません。
次は、4か月後に、経過をみます。
手遅れにならないように。
誰かを悲しませないように。
自分だけのためではなく、誰かのために、気になる時は、病院に行ったり、誰かに話してみる事が大切だなぁと思いました。
頑張らなきゃいけない事がたくさんあるけど、時には、休む事や甘える事などを頑張って欲しいです(^ー^)