先日近況③(開業に向けて)をご報告したところですが・・・

 

 

 

実のところ、

 

本当にこんな自分で良いのだろうか?

 
本当にやっていかれるのだろうか?
 
 
そんな想いが脳裏に浮かぶこともあるのです。
 
 
 
しかし、さまざまな巡り合わせの中で、仕事を始めさせて頂ける方向へと、どんどん進んで来ました。
 
ですから、もう余り心配したり考えたりせずに、今は流れに身を任せてみようと思っています。
 
 
最初のきっかけは、
病床にあった亡母が少しでも楽なるようなこと、良い方向へ向かえるようなことをしてあげたい。
自分にしてあげるられることが、何かあるはずだ!
そんな思いからでした。
 
全てはそこから始まったような気がします。
 
そして出会ったのが、レイキヒーリングだったのです。
まずは、自らが体験しようと、緊張しながらヒーリングを受けたことが始まりでした。
何しろ、レイキのことなど、まったく知らないに等しく、そのネーミングから受ける印象には戸惑いすらあったのです。
 
当時は、母に私がしてあげられることは少なくて、ほとんど面会に行くことくらいしかできずに、とてももどかしい思いをしていました。
医師からは、もう食べられないこと、余命の宣告とも言える話があり、その上骨折という痛みまで背負った母が痛々しくて本当に胸が痛みました。
ですから、母の療養の役に立つことで、私にできるのならと、藁にもすがる思いだったことを覚えています。
 
初めてレイキヒーリングを受けて見て、これだ!と感じるものがありました。
容態が良くない母にヒーリングをしてあげたい、そんな想いをもって学び始めたのでした。
 
それからは、母にしてあげられることができたことがとても嬉しくて、看病の傍ら無我夢中で学びを進めていきました。。
 
詳しいことは、またいつか機会があったら書こうと思います。
 
 
 
 
そして、昨年11月母を見送りました。
ずっと、レイキヒーリングをしてあげられた日々は、母にも私にも、また看病する他の家族にも、とても大切な癒しと調和をもたらしてくれました。
 
 
 
今思えば、母が後押ししてくれていたのだと思います。
 
 
 
一昨年前は、自分がまさかセラピストになれるとは夢にも思っていませんでした。
 
私自身、体調を崩して思うように動けなくなってからは、本当に生活全てが変化してしまいましたし、
ほとんど10年間は、余りにも自信を失ってしまって、引きこもりがちな生活の中に埋もれていたのですから・・・
こんな日が来るとは夢にも思っていなかったのです。
 
『 元気に前向きに生きなさい。 』
そんな母の言葉が伝わってくるようです。
 
 
 
 
 
しかし、一方では、
 
50代も後半になり、その年で?
 
決して体が丈夫とは言えないのに?
 
セラピスト一年生?
 
 
本当に良いのでしょうか?
 
 
考え始めればキリがありません。
 
 
 
 
私をご指導してくださった先生からは、
 
『 この仕事は、むしろ年齢を重ねてきた人の方が良いので、大丈夫ですよ。自分自身が身体を壊したという経験もきっと役に立ちますから 』
 
と温かく背中を押していただきました。
 
 
どこまでやれるのか、
少しでも、必要としてくださる方のお役にたてるのか?
 
全てが未知数ですが、
 
お陰さまでヒーリングルームの準備もほぼ整ってきました。
 
まずは、精一杯始めてやっていくつもりです。
 
最初は、友人や知人にモニターとして受けていただいて、焦らずに経験を積んでいかれたらと思っています。
 
人生はいくつになっても経験と学びですね。
ずっと迷っていましたが、初心を忘れないためにも、こちらのブログで、ご報告させていただけてよかったと思います。
 
 
大変な時も、変わらずにいつも応援してくださった皆様、本当に感謝の思いでいっぱいです。
 
本当に、いつもいつもありがとうございます。