そんなある日、大好きなおばさまの家に久しぶりに遊びに行くことになりました。

「なんか、調子悪そうね。」というおばさまに、

「今ちょっと辛いのです」と告げた私。

 

「辛いときは、我慢せず思いっきり泣いていいのよ。」

 

と、おばさまは私を引き寄せ、私の背中をゆっくり、優しく一度なでました。

 

…目からウルウル涙があふれ出したとたん、子供のように嗚咽するほど泣きました。

 

 

別れが辛くて、苦しくて、

もう一度会いたいと本当は思っていて、

でも、もう会えないとわかっていて、

なのに終わったことを受け入れたくないと思っている

そんな私の気持ちをちゃんと受け止め、味わいました。

 

家に帰ってからも、思い出して泣きたくなったら、泣きました。

時には「辛い~‼悲しい~‼苦しい~!!!」と声に出して今の気持ちを外に吐き出しました。

 

泣くだけ泣き、悲しむだけ悲しみ、

その時の感情に浸りきって何日も過ごすうちに

毎日すこしずつ気持ちがスッキリしていきました。(*^-^*)

 

 

泣き、気持ちを吐き出して過ごしていた間

今まで何をしても虚無感が消えない理由も自然と見えてきました↓。

 

私は失恋したことによる辛さ、苦しさを感じたくなくて

=受け止められなくて)、

無理してでも楽しむことで、

この苦しさから目を背け、逃げてきた。

逃げていても蓋をしていても、

「辛い気持ち」はずっと消えず、

自分の中でくすぶり続ける。

それがある限り、虚無感は消えないし、前に進めないのだ。

 

 

しばらくするうちに、気がつくと仕事や友人、やりたいことに自然に目を向けて前に進もうとしている私自身がいました!(^^)!

 

 

 

失恋を引きずらずに乗り越える…

それは「悲しい、辛い、寂しい、苦しい、切ない…etc

その時に湧きあがる感情を味わい、

ありのまま受け入れ、その感情をちゃんと吐き出すことだと思うのです。

 

失恋は、一緒にかけがえのない歳月を共にしてきた二人が、

それぞれの道を選択し、歩みだすことです。

様々な辛い感情に呑み込まれそうになると思います。

でも。

どうか恐れずに、

その呑み込まれそうな感情を味わってほしいのです。

辛くても。苦しくても。

どうか、本当の気持ちから逃げないで

ありのままの自分を受け止めてほしいのです。

 

それは「自分を大切にする」ことにつながっていきます。

辛い気持ちを受け止めることで、

失恋という一つの出来事に区切りがつけるようになるのです。

 

別れ、出会い…辛いこと、楽しいこと、人生で起こるどんな出来事にでも言えることですが、

 

  今自分がどんな気持ちでいるのか、ちゃんと知ること。

  その気持ちをちゃんと受け止めること。(すごく大事!)

その気持ちをちゃんと言語化すること。

注:②の時、どんな感情であっても決して自分を責めないこと

次に、

  どういうふうにしたらその気持ちが落ち着くのか。

さらに進めていくと、

  「こうありたい私」になるための行動は何か。

 

これを続けていくことで、「本来の自分らしさ」がわかってくるようになると思います。

 

自分らしさが実感としてわかり、自分自身を大切にする日々を送っていくうちに、

ありのままの自分でいられて、お互いを尊重できる人との出会いが訪れると思いますニコニコ


どんな出来事も、自分にとって全てベストなタイミングで起こっているのです🍀