もぐらのほったふかい井戸
あらすじ
かしこいもぐらのもぐ吉が1円を拾って、そのお金で地主から小さな土地を買うところから始まります。みんなが喜ぶと思い純粋な心で井戸を掘り始めた子供のもぐ吉が、掘り終わる時には大人になっていて、その井戸を利用してお金儲けを始めるお話です。
グッときたポイント
欲望が膨らみ、優しさを忘れてしまったもぐ吉が、儲けたお金をたくさん首にかけて、えらそうにしている姿がなんともいえず、考えさせられます。
こんな人におすすめ
絵本なので、年長さんから低学年くらいにおすすめです。思ったより深い絵本でした。
6歳のちゅうに感想を聞いたら
「欲張りになっちゃったからだめだった」
と言っていました。
結構、心に残る絵本です。