「焼津市子どもの健康と学校給食を考える会」から9月議会に提出された、『安心・安全な学校給食と給食費無償化を求める請願』
項目は、
1給食費無償化に、2学校給食に有機栽培の食材を、3給食調理場を自校直営方式に、4アルミパックご飯はやめて
11月8日の委員会審査の結果は、
賛成少数、残念ながら不採択となってしまいました。
12/15の11月議会本会議最終日に、討論後全議員による採決が行われます。
私が所属している総務文教常任委員会で審査が行われたので、概要を報告させていただきますね。
請願審査は9/27、10/21、11/8と3回行われ、毎回5人〜10人位の傍聴者があり、
2回目には、学校給食課、農政課から状況と市の方針の説明がありました。
3回の議論では、
1️⃣学校給食費無償化では、
無償にすると毎年5億円もの予算が掛かる。無償化を実施している自治体は小さい町等。現時点では難しい。国がやるべき。など。
これらに対し私は、
東京都の大都市でも葛飾区46万人で実施し、世田谷区も検討している。
2017年給食無償化の全国調査を文科省が実施し小・中完全無償化は76自治体だった。
2022年現在、日本共産党自治体局調査では、
223区市町村へ、約3倍に増えている。
2022年4月20日、内閣委員会で、
日本共産党塩川鉄也衆議院議員が無償化を取り上げ、その国会会議録では文科省は「地方自治体が検討すべき」の姿勢でした。
本来国がやるべきですが、焼津市としてもやれることがはっきり。
無償化は半額無償、第3子から、など色々やり方はあるので、その予算を調査したらどうか❓
(誰も賛成しない💦)
2️⃣有機食材を提供では、
できる農家が少ない(3軒ほど)現時点では難しい。将来的に志太榛原地域で連携してやることが望まれる。など。
これらに対し私は、
今からでも志太地域で連携したらできる。農水省のみどりの食料システムに補助金もあり、
県内では掛川市、藤枝市は、有機栽培に向け動き出し、
富士市、伊豆の国市は、オーガニック給食を取り入れている。できるところからやれば良い。
3️⃣自校方式へでは、
令和2年2月の学校給食センター再編方針では建て替えの際2〜3ヶ所にすると決定しているのでそれで良い。
(自校方式では)何かあったときに困り対応できない。
これらに対し私は、
自校方式の良さを伝え、経済効率ではなく子どもたちの健全育成を考えることが大切。
何かあった時の対応は他の調理場に依頼すればできるし、センター方式の方がかえってできない。以前にもあった。学校給食衛生管理基準も厳しくなっている。
4️⃣最後のアルミパックご飯の問題では、
アルミニウム含有には国際基準があり、厚労省資料でもアルツハイマー病が発生する根拠はないとしている。
委託している業者が仕事が出来なくなる。
(私が提供した資料に)、アルミ鍋の実験では恣意的に行われている、とも。
これに対し私は、
(須﨑議員が出した資料に)、アルツハイマー病の発症とアルミニウムの因果関係は完全に否定できない、とも書かれている。
(内田議員が出した厚労省資料)には、アルミニウムに関するもので、アルミ鍋などの研究はされていない。
厚労省の資料を続けて検索すると、「アルミニウムを含有する添加物への対応」があり、これは食材ですが、「関係業界は、、、自主的な低減化の取り組みを通知により依頼する」ともある。
焼津市も長期間アルミパックを利用してきたからこそ、自主的な取り組みが求められている。
アルミニウム鍋の実験を恣意的とは酷い言い方です。
ジャムやトマト料理は煮込むから、酢を入れた実験をしている。
(実験は別途添付資料)
学校給食法第2条目標2に、「望ましい食習慣を養う」が位置づけられている。請願者の補足説明にもあったが、アルミパックご飯は熱くて持ちにくいため犬食いになってしまう。
焼津市は法の「望ましい食習慣」から逆行している。
ご飯を約80円で購入しているが、群馬の食材費単価資料を見ると、お米は31円。
焼津市は米でなくご飯となっているからずいぶん高い。この内訳、食材単価を調べる必要があるのではないか❓
(反応無し💦)
委員長が意見が出揃ったのでと、採決を求めた。
ちょっと、ちょっと、ご飯、食材単価の調査は❓
引き続き他の委員反応無し💦調査への反対意見もないのはおかしい。
と言うことで、
採決し、賛成少数否決となってしまいました。
長々と書いてしまいましたが、
引き続き、学校給食無償化求める署名運動など、
皆さんと頑張っていきたいと思います‼️
感想、ご意見などがありましたらよろしくお願いします。🙇♀️