焼津市では、現在、新庁舎建設に伴い大井川庁舎とアトレ庁舎の利活用をどう進めるのかが課題となっており、立川市子ども未来センターは、旧庁舎を改修して平成24年に開館した施設ということから、経緯や事業内容などをお聞きし館内を見学させていただきました。
[立川市]
東京都のほぼ中央にあり、面積24.36㎢、人口18万人の、にぎわいとやすらぎの交流都市です。
米軍基地返還による広大な跡地利用を契機に、首都圏の業務核都市としてまちづくりを進めています。
[立川市子ども未来センター]
1.経緯
同センターは、新庁舎建設計画に伴い「市民100人委員会」の「現庁舎跡地計画市民案」を基に、民間事業者から事業提案を公募、プロポーザルを実施し改修へ。
2.施設の概要
平成24年12月12日開館
鉄骨鉄筋コンクリート造(テラス・鉄骨造)
地下1階、地上2階
改修工事費8億41万5千円
機能は、子育て・教育支援、市民活動支援、文化芸術活動支援、にぎわい創出、行政窓口の5つ。
(地下)
スタジオ、ギャラリー、アトリエ3室、多目的室
(1階)
子ども家庭支援センター、教育支援課、子育てひろば、グループ活動室、一時預かり室、錦連絡所、会議室(1室)、立川まんがぱーく、協働事務室、会議室(2室)
[管理運営]
指定管理者(合人社計画研究グループ・構成企業やNPO法人9社)で、指定期間は11年4ヶ月。
指定管理料は、14億7,834万7,500円+水道光熱費+駐車場補償料。
指定管理者は、「子ども未来センター」とお隣りの「たましんRISURUホール(立川市市民会館)」を管理運営。
[視察を終えて]
焼津市でも、まず市民の皆さんが庁舎利活用のための意見や検討が出来るよう「庁舎利活用検討市民会議」(仮)の設置が必要と思いました。
また、子ども未来センターは、子育て支援の事業が充実していて、子育てグループの活動を支援する場所があるのがいいですね。
まんがぱーくは斬新なアイデアで焼津に出来たら面白いなぁと思いました。