市議のなり手が少ない訳を記者から問われて | 深田ゆり子オフィシャルブログ Powered by Ameba

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「くらし・福祉を第一に、命を大切にする焼津市政へ」

1/27夜、焼津市議選が無投票となったことで、朝日新聞記者から「市議のなり手が少ない背景」を問われ、

焼津市は保守系が強いが、高齢化などで自治会ごとに候補者を立てられなくなってきている。
特に1年半前に不祥事で逮捕され辞職した議員(のちに不起訴)の地域は、「恥ずかしい」声も聞かれ、選挙を闘うどころではなかったのではないか。
他市では企業の推薦で立候補する人もいるが、焼津市は地場産業が水産漁業で、中小・小規模事業所が多く、景気低迷・後継者不足などで経営は大変な状況。推してくれる政党や団体、仲間がないと新人は出にくいのではないか。

それから、立候補する人は、市民の意見の代弁者として、焼津市のまちづくり・福祉・暮らし・経済・子育て支援・教育・環境・行財政など、どういう課題や問題点があって、自分はどうしていきたいのか、自分の考えや将来展望を持っていることがとても大切であることを伝えた。

改めて議員の役割について考えると、
市会議員は市民の代弁者であること。
市民の代弁者として、年4回の定例議会で市長の提案議案に調査・質疑などを行い賛否を表明。そうして税金の使われ方が決定されるのでその責任は重い。だから憲法に則って有権者から直接選挙で選ばれる。

また定例議会では、議員は市民の代弁者として市長に代表質問や一般質問を行い議論することや、条例案の提出、請願の紹介議員、国への意見書を提出することなど重要な役割を担っている。

しかし、
今回無投票となってしまったため、選挙公報も配布されず、どのような公約を掲げているのか有権者の皆さんが判断出来なくなってしまった。このような事態は7期目を挑戦した私は初めてで、焼津市が始まって以来のこと。

今後は無投票の事態は回避させていかなければならないし、仲間を増やして若い人たちにも政治に関心を持ってもらえるよう努力しなければならないことを痛感している。

議会では、これまでも要求してきたが、議会報告会や意見交換会、議会モニター制度、本会議だけでなく常任委員会や特別委員会のインターネット中継など、市民参加の機会を増やし、分かりやすい情報提供へと、頼りになる焼津市議会への改革をさらに進めていきたい。