[とれたての短歌です。]

俵 万智+浅井愼平

 

 

ちょっとだけ短歌クラブ入ってたの。母の横顔すずしい春風

 

なんて、つぶやきたくなりました音譜

またまた俵万智さんの作品をパラパラと~花

 

このブログをはじめてからまだ1カ月も経っていないけど、

読書から栄養をたっぷりもらえているような、日々心が充電がされていく感覚があります。

忙しくて一日一冊、とはならない日もあるし

長ーーーい長編は読むまでの時間も体力(も視力も笑)かかるのでちょっとずつ・・なペースになるけど、

短歌集は読んでいるだけで心が軽くなるし、ことばに触れている感覚をサラッと味わえるので大好きです。

 

数十年前に母が短歌を手に取っていたのもわかるな~と思いつつ。

スキだった部分をいくつか抜粋飛び出すハート

 

恋の矢恋の矢恋の矢恋の矢

明日着てゆくセーターのエメラルドグリンも一度確かめている

 

何層もあなたの愛に包まれてアップルパイのリンゴになろう

 

約束の時間になってしまうのがもったいなくて時計をはずす

 

スケジュールうまくあわない今月はふらんすよりもとおいよあなた

 

今日なにがあったか君に告げながら告げていること一番のこと

 

まっさきに気がついている君からの手紙いちばん最後にあける

 

タクシーの中でふれあうひざとひざ それ以上でも以下でもなくて

 

あなたから「アイツおまえのなんなの」と聞かれて気になりはじめるアイツ

 

西へ西へ向かって走る食堂車時速二百キロのコーヒー

 

むきあっていつも二人のアイミティーそれでよかったころがよかった

 

金木犀の香りにふりむく坂道に二十歳の景色モノトーンとなる

恋の矢恋の矢恋の矢恋の矢

 

 

他の本も読みつつ、また万智さんの歌集を探す旅はつづきます~ウインク