少し前にニュースで連日報道されていた目黒区の幼児虐待事件。
義理の父親の虐待の犠牲となって命を落とした結愛さんは当時5歳。
彼女の
「本当に、しっかりと、きちんとします」
と、長文で綴られた親への手紙。
その手紙を書いた結愛さんがどんな気持ちだったのか痛いほど分かります。
親に愛して欲しくて自分に振り向いて欲しくて、でも何をどうすれば良いのか分からなくて。
幼いながらに分かるのは、自分の思いのままに振舞うと暴力を振るわれる。
大人が喜びそうな家のお手伝いをしたり、勉強をしたり。
決してお菓子を食べたがったり、オモチャで遊びたがったり、テレビを見たりせずに。
私も親に振り向いて欲しくて、結愛さんと同じ年の頃、進んでひらがなの書き取りをいつもしていました。
本当はやりたくありませんでした。
本当はテレビのアニメを見ていたかったです。
でも、自分のしたい事を最優先すると必ず母親から睨まれ、その日の夜に母か父から長時間の説教をされるのです。
アルバムにある子供の頃の写真。
親戚の子達が思い思いに遊んでいる中で、私一人机に向かい勉強をしている写真がいくつもあります。
親戚の大人達やお婆ちゃんは私に
「遊ばないの?」
と声をかけてくれますが、ここで間違えて遊びの方に行ってしまうとまた睨まれて夜は眠らせてもらえずに長時間の説教が待っています。
だから私はいつも
「私はこれ(勉強)をやる方が好きなの」
と、いつも答えていました。
そうすると母から睨まれる事も無くその日の夜はすぐに眠る事ができるからです。
幼い私が学び取った「空気を読む」という行為です。
