もうそろそろ冬休みですが・・・
娘が通う学校でも一人、新型コロナ陽性が確認されています。
周りの学校でもぱらぱら出ていますが
ママ友の中にかなり心配している人がいて
心の状態が心配になってしまいます。
テレビだけを見ていると不安になってしまいますよね。
学校が一斉休校になった今年4月くらいに
国立成育医療センターのアンケートに参加しました。
アンケートの内容をみて、やはり子供達の精神状態、
親の精神状態が良く無かったのだなあと。
うちだけではないのだと、ほっとしたのを覚えています
↓何かあったらこちらのHPを見たり、相談したりすると良いかもしれません。
国立成育医療センター
LINEで新しい情報を送ってくださっています。
先日のLINEで
日本小児科学会の「COVID-19医学的知見の現状」がリンクされていました。
素人が見てもとてもわかりやすいのでお借りしました。
詳しくは下に日本小児科学会のHPを添付してありますので
興味のあるか方は見てください
要 旨
- COVID-19患者の中で小児が占める割合は少ないが、感染の拡大に伴ってその割合が増えてきた。
- 学校や保育所におけるクラスターは起こっているが、社会全体から見ると多くなく、小児COVID-19症例の多くは家族からの感染である。
- 小児は成人と比べて感染しにくい可能性が示唆された。
- 小児COVID-19症例のSARS-CoV-2排泄量は、成人と比べて同程度である。
- 小児COVID-19症例では、SARS-CoV-2は鼻咽頭よりも便中に長期間そして大量に排泄される。
- 小児COVID-19症例は成人例と比べ軽症であり、死亡例はほとんどない。
- ほとんどの小児COVID-19症例は経過観察または対症療法が選択されている。
- 小児では抗体が検出されるようになってもウイルスの排泄が続いていることがある。
- 他の病原体との混合感染も少なくない。
- COVID-19罹患妊婦は非罹患妊婦よりも集中管理を要する可能性が高くなる。
- SARS-CoV-2の垂直感染は稀で、児の予後は良好である。しかし、新生児の感染は重篤化する可能性も報告されている。
- 海外の数理モデリング研究や系統的レビューでは、学校や保育施設の閉鎖は流行阻止効果に乏しい可能性が指摘されている。
- 教育・保育・療育・医療福祉施設等の閉鎖や大人(養育者)のストレスが小児の心身に影響を及ぼしており、COVID-19流行による周りの環境変化に関連した健康被害が問題となっている。
日本小児科学会HP
特に最後の
教育・保育・療育・医療福祉施設等の閉鎖が子どもの心身に影響を及ぼしている
という点で、
- 学校閉鎖は、単に子どもの教育の機会を奪うだけではなく、屋外活動や社会的交流が減少することとも相まって、子どもを抑うつ傾向に陥らせている [55, 56]。
- 就業や外出の制限のために親子とも自宅に引き籠るようになって、ストレスが高まることから家庭内暴力や子ども虐待のリスクが増すことが危惧されている。加えて、対応する福祉施設職員が通常通り就業できない状況が虐待増加に拍車をかけている [58, 59]。
- 「子ども貧困」問題がクローズアップされている中、養育者の失業や収入減のために状況はさらに悪化している上、福祉活動や「子ども食堂」などのボランティア活動も滞っている [60]。
- 乳幼児健診の受診が減少し、子どもの心身の健康上の問題を早期に発見し介入することが制限され、大きな健康被害やQOLの低下に繋がることも危惧されている [61]。
- 予防接種の機会を失う小児が増えている事も大きな問題となっている。世界的にも1億2千万人近い子ども達が麻疹ワクチンの接種を受けることができない状況が危惧されている。ワクチンで予防可能な疾患に罹患してしまうことによる被害は甚大となる [62]。実際わが国においても、COVID-19流行下での予防接種の差し控えが起こっており [63]、ワクチン未接種の乳児が重症百日咳を発症したことが報告されている [64]。
- 子どもでは、COVID-19が直接もたらす影響よりもCOVID-19関連健康被害の方が大きくなることが予想される(図)。
テレビに出演している専門家といわれる人は
多くは呼吸器内科 兼 感染症専門医の先生
コメンテーターに至っては素人
子供や親のことについては
詳しくないのではと思われます。
日本小児科学会も詳細に載せていますが
東京都が年齢別などのデータを公開していますし、
東洋経済社も早い時期からデータをまとめて載せています。
最近、不安神経症の大人が多いと聞きました(←かかりつけの内科医より)
テレビよりデータを見ながら考えた方が精神状態良くなるので
オススメです♡