HPVとは
HPV(ヒトパピローマウイルス)は子宮がんの原因のみと思われがちですが(男女にかかわらず)咽頭がん、喉頭がん、膣がん、陰茎がん、肛門がんなどの原因となっています。
主にHPVは性交渉感染ですので性交渉の経験のある人なら誰でも感染する可能性があります。
HPVは多くの女性(約80%)が一生に一度は感染するごくありふれた感染症で、HPVに感染してもほとんどは一過性感染で約90%は自己免疫力で自然に治りますので、HPV陽性だったからといって、やみくもに恐れる必要はありません。
HPVは男女共に感染するもの。
皮膚接触でうつるのでコンドームだけでは防ぎきれませんが、一定の予防にはなると言われています
初めてのSEXからHPVに感染する可能性があるので、娘さんをお持ちの方は性交渉する前に必ずワクチンを打っておくべきです危険性の高い16型と18型(全子宮頸がんの60%)を予防できます
異形成とは
HPV感染のうち、約10%が持続感染となり、HPVの感染が5~10年続くと前癌病変に状態が進行します。
異形成は軽度、中程度、高度の3段階を経て癌化していきますが、そのうちCIN1(軽度異形成)では、それ以上の病変に進展する率は15%程度にすぎず、大部分が自然消退します。
さらにCIN2(中程度異形成)になってもさらなる進展は25%弱にすぎません。
子宮頸がん検診の受診者全体の中で精密検査が必要な人の割合は約1%(100人に1人)と報告されておりますが、そのうち子宮頸がんの発見率は0.06%で、精密検査が必要と言われた人の100人に6人程度の割合で子宮頸がんが発見されることになります。
したがって、要精密検査の結果報告書を受け取っても、必ずしもがんと診断されたわけではありませんので、過度な心配はせずにまずはすみやかに受診して下さい。
軽度もしくは中程度異形成であれば、3ヶ月〜半年に1回検診して経過観察になる人がほとんどのようですね
オイラもこうであってほしい…
誰が原因か?
こうなると誰が原因なのかを考えてしまうけど、あるサイトにこんなことが書いてありました。
生涯でたった一回しか性交渉の無い女性にも子宮頸がんは起こり得ます。
また夫婦間でしか性行為をしていないカップルの女性にもHPV感染を介する子宮頸がんやがん前駆病変はおこります。
HPVの感染から病変の出現までには長い時間がかかると考えられますので、ご主人が奥さんと巡り会われる前におつきあいのあった女性からHPVを移され、それを奥さんに移してしまわれた場合や、奥さんご自身がご主人と巡り会われる前におつきあいのあった男性からHPVをもらわれた可能性も十分にあります。
大事な事は、HPVがどこから来たかを詮索する事ではなく、現在のご自身のご病状をしっかりと理解され、治療が必要な方は治療をしっかりと受けられ、経過観察の方はしっかりと経過を観察される事といえます。
本当、この通りで。
もちろんね、不特定多数とゴム無しでSEXしていたら、感染リスクは高まりますよ
気をつけましょうね
でも固定の一人だから平気、というわけでもないので、誰もが検診を定期的に受けるべきなのです。
特に若い女性の受診率が低いので、その分がんになる人も増えているそうです
あともう一つ、見逃していたのがピルの存在
ピルは子宮頸がんのリスクを高める
ピルの服用は子宮体がんや卵巣がんのリスクは低下する一方で、乳がんや子宮頸がんのリスクは高まるという報告があります。
オイラにとってミニピルはもはや手放せないものになっているけれど、やっぱりメリットがあればデメリットもあるよね
ピル飲んでる→妊娠しないから生で致してる、という人も多いと思うけど、これってリスク倍増な行為だったんだなぁと
ピルを服用している方は、とにかく検診を毎年欠かさないようにしましょうね
オイラは実は去年、子宮頸がん検診は受けなかったの健康診断の所とは別に婦人科の病院でやらなきゃいけなくて予約が合わず…
これは今となっては後悔ポイントこの間に異形成が進んでいるのではないかと不安…
子宮頸がんの精密検査
SEXをどう捉えるか
怖いけど精密検査がんばる