こんばんはニコニコ月見

だいぶ涼しくなってきましたねぇ栗




実は先日、夫とケンカしまして凝視


普段言い争うことなんてほとんどない私たち夫婦が、なぜそんなことになったのか?

聞いてくれますかにやり




あしあと




今年の夏、旅行から帰ってくる時に、夫がスーツケースに使いかけのオリーブオイルを入れていました。



無梱包で真顔





みなさんご想像の通り、スーツケースの半分がいい具合にオイルマリネされましてねネガティブ



しかもそのスーツケースは、オイラが若い頃から大事に使ってきたお気に入りのものでした泣くうさぎ




夫「ママ大変!オリーブオイルが漏れちゃってた!」


「ええっ!?うわぁ〜早く洗わなきゃ!!」


「…しゃーない」





ん???




「ジップロックとかに入れなかったのかぁ。オリーブオイルだと臭いがキツいからなぁ…最悪捨てるしかないかな」


「いや、オイルって揮発するんじゃない?放っておけばいいんじゃないの?」





んん???





コイツ何言ってんだ?


子供と一緒に油まみれの勉強道具を拭いていると、沸々と怒りが湧いてくるイラッ




てか、なぜ謝らない?




「じゃあスーツケースはこのまま放っておけばいいのね?ネットで調べたの?」


「いや?」



え、普通は洗うもんじゃないの?と思ってググると、お風呂場でシャワーで頑張って洗うしかない、最悪破棄だとヤホー知恵袋ではみんな言っていた真顔



私が洗うのは癪だったので、スーツケースは放置することにした。





数日後

「ねえ、やっぱりベタベタしてるよ。私洗おうか?」

「いや、僕が今度洗うから」




2週間後

「ねえ、これ私のお気に入りなんだけど」

「洗うから待ってて」






1ヶ月経過凝視




もう一生この人は洗わないと悟った。

夫は自分が興味をもてないことに対しては、恐ろしいほど腰が重くなる人間なのだネガティブ




油染みが全体にぼんやり広がったスーツケースをお風呂まで運ぶと、なんとか洗ってベランダに干した。




「洗ってくれたの?ありがとう」


はあぁ?テメーが洗わねえからだろ?


「え…もう1ヶ月だよ?匂いが取れなかったら捨てるしかないよ。あーあ、もう同じスーツケースは買えないのに。」



すると夫が急に声を荒げた。


「なんで責めるの?僕が100%負けだって分かってるのに、それ以上責める必要あるの?」



リビングの空気が一気に凍りつく。
幸い子供はいなかったが、珍しく怒っている夫にびっくりした私は震える声で反論した。



「いや…勝ち負けじゃないし。気が付かなかった私も悪かったし、申し訳なかったなと思ってるよ。
でもさ、しゃーないっておかしくない?それは私が言うセリフであって、謝りもしないあなたがそれ言うのはおかしくない?」



「でも僕はママが同じことをして謝らなかったとしても絶対に責めないよ?もう悪いことをしたって十分本人は分かってるんだから。」



「いや、あなたはそういう人かもしれないけど、同じことを他人にも求めるのは違くない?…あれ?なんか、私が間違ってるのかな…」



するとハッとした顔をして


「…いや、ママは正しい。そうか、ママに同じことを期待しちゃいけなかったのか。ごめん、わかったよ。」




えーと…

それってオイラは心の狭い人間だって結論だよな?凝視




私は「謝らないことがおかしい」と思っていたけれど、夫は「謝らない人を責めるのはおかしい」と思っていた。


確かにミスをした人間を責めるのはよくないことだろう。

しかし何度も忠告したのにも関わらず、スーツケースを放置するという態度に反省の色は見えない。


あ、それは本当にオイルが揮発すると信じていたからなのか…?


悪いのはオイラだったのか…?無気力


ああ、もうわからないオエー



お互いにしばらく考え込んでいたが、とりあえずの和解ができたので話し合いはそこで終了した。






この話を後日イケオジにしたら


「旦那さんはすぐに"ごめんね、ちゃんと洗うね"って言えばよかったんだよね」


と至極もっともな意見をくれて、ああ私の感覚はおかしくなかったんだと安堵したほっこり





夫よ、スーツケースを洗わなかったことを妻は一生忘れないぞ凝視



妻の地雷がまた一つ増えたで昇天



おしまい♡