ライブ開け。
打ち上げ流れで友達の家に泊まりにいった息子に、
「何時に帰ってくるの~?」と翌日メールを送ってみる。
間髪いれず、
寝起き姿の本人が、わたしの目の前に現れた。
え?!
そうか、帰って来て寝てたんかい(笑)
夜は、友達がビールをごちそうしてくれるというので、
いそいそと出かけていく。
うちの目の前の鈴木街道をテクテクと15分。
夜風が気持ちいい。
明日も雨の予報なのに、
流れる雲の隙間から、うっとりするような月がのぞいている。
友達の部屋で、アレサを聴きながらごくごくとビールを飲む。
伝えたいことは、はっきりと明確にある。
だけど、その明確さは、わたしにとっての明確であって、
絶対なんていうものはこの世にはない。
はっきりさせなくてもいい。
ていうか、はっきりさせようとすればするほど、
わたしが描く核心とはどんどん遠ざかっていく。
あやふやでいいと思った。
ただわたしはわたしで、
自分の輪郭をただ色濃くさせていこう。
今夜の月みたいに。
昨夜のこと。
気持ちのいい夕暮れ。
Jimmy'sParadiseでいつものコーヒーを飲んでから、
息子のライブを聴きにTSPへ行く。
”情熱” そして、 ”放熱” って感じのステージ。
ほんとうに音楽が好きで好きでたまらない感じや、
前回のライブとは比べものにならないくらい
みんなが成長している様子が、
わたしをガンガンゴキゲンにしてくれた。
そして、音楽は体で聴く主義のわたしは、
ビールと煙草を片手にスピーカーの真横を陣取る。
I Love Rock'nRoll!
ライブが終わって、
ウエンツさんと一緒に閉店後のジミパラにお邪魔する。
なんだか、夏祭りみたいな気分だ。
幸せで、かけがえがなくって、胸の奥がぎゅーっとなる。
帰り道、うちの近くで自転車を止めて
アスファルトをじーっと見ていた女性がいたので、
気になって声をかけると、視線の先にはでかいカブトムシが!
ひかれちゃかわいそう!と思ったものの、
なかなか掴む勇気が出なかったらしい。
別の自転車が近づいてくると、
彼女はカブトムシの体をスッと掴んで、民家に話してあげていた。
いい夜だ。
そして、いい街だな。
そんなことを思いながら家路をたどった。
幸せな夜。
ていうか、一体どうしたらいいんだ?
昔使ってたブログをリメイクしてOpenしたんだけど、
プロフィールの下のところ。
”中野でバーを経営しています”っていうコメントがどうやっても消えないし!
誰かわかる人、ヘルプミー!
でも、おもしろいからこのままにしとくか。
