ダーリンは芸能人forGREE プロローグ③
ネタバレしてます!
嫌な方は見ないで下さい!
※名前は「** ◯◯」となってます
~廊下~
――3日後のテレビ局。
JADEのコンサートの翌々日。
私は、山田さんに連れられ、テレビ局に行った。
プロデューサーへのあいさつ巡りを終えて廊下を歩いていると、
俳優の相馬竜司と韓流スターのイ・ハヌルが通りかかる。
相馬「あ……おはようございます」
相馬さんはそう言うと、頭を軽く下げた。
ハヌル「山田さん、今度、僕、竜司と映画出ます……ぜひ、観てください」
相馬さんとハヌルさんは、日韓共同制作の映画で共演するらしい。
ハヌル「あなたも、観てくださいね?」
ハヌルさんは、私のほうを見て、にっこり微笑んだ。
主 「はい、ぜひ……」
すると、ハヌルさんは人差し指を差し出す。
ハヌル「絶対ですよ……指・きり・げんま、です」
主 「あ、指切りげんまんは、小指でやるんですよ」
私は小指を差し出し、イ・ハヌルさんと指切りげんまんをした。
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2人と別れてスタジオの前を通ると、バラエティ番組の収録を終えたばかりの宇治抹茶が出てきた。
慎之介「山田さんじゃないっすか? ご無沙汰してます……わっ、めっちゃ可愛い子連れてるじゃないですか!」
山田「ウチの新人です。よろしくお願いします」
主 「**○○です。よろしくお願いします」
慎之介「俺ら、お笑い芸人の宇治抹茶ゆうて……」
主 「あ、ツッコミの一条さんとボケの松田さんですよね?よく、テレビで観てます」
松田「え、ほんと? めっちゃ嬉しい」
慎之介「キミ、可愛いし、礼儀正しいし、お笑い好きやし、絶対売れるで。今のうちに、ヨダレつけとこ」
松田「ヨダレいうな! ツバもあかんけどな。 って、ヨダレもツバも一緒やないか」
山田「一条さん、噂は色々耳にしているが、ウチの○○には手を出さないで貰いたい」
慎之介「そんなん言うたら、人聞き悪いわ~
違いますって。今度、俺らの東京初の冠番組が始まるんで、○○ちゃんにも出てもらいたいな~って。どう?」
慎之介さんが、私にウインクした。
主 「はい、ぜひ!よろしくお願いします!」
松田「ホラ! 慎、いいかげんにせぇ。じゃあ山田さん、俺らこれから大阪での撮影があるんで、失礼します」
山田「ええ、お疲れ様です」
慎之介「○○ちゃん、またね~」
宇治抹茶の2人は、ネタ合わせをしながら行ってしまった。
山田「あの2人のことは、デビューしたてのころから知ってるんだ」
(山田さんって、芸能人に慕われてるっていうか……よく絡まれるよね)
(冷たそうに見えるけど、きっといい人なんだろうな)
山田「○○、駐車場から車を出してくるからロビーの車寄せのところで待ってろ」
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(きっと山田さん、もう待ってるだろうな……)
テレビ局の中で迷ってしまった私は、時計を見て走り出した。
すると曲がり角のところで、誰かと思い切りぶつかってしまう。
??「いて……」
主 「ご、ごめんなさい!」
顔を上げると、目の前に白鳥隼人がいる。実力派若手俳優として、映画の出演作がバンバン増えている注目株だ。
隼人「危ねぇから、走んなよ!」
主 「すみません、急いでて…… 怪我なかったですか?」
隼人「ないけど。今度から気をつけろよ」
主 「はい……本当にすみませんでした」
私が頭を下げて行こうとすると、白鳥さんが呼びとめる。
隼人「アンタさ、観ない顔だけど、新しく入ってきたスタッフ?」
主 「えっ……あの、ラビットプロモーション新人の、**○○です」
隼人「へぇ……ま、3ヶ月後まで生き残っていたら、名前くらい覚えてやるよ」
白鳥さんは、少し首をかしげてニッと笑った。
(な、なんかテレビで見てるときと同じ、俺様なかんじの人だな……)
私は、今度こそ走らないように気をつけながら、急いでロビーに向かった。
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~事務所~
私は社長と今後のことを話し合うために、事務所に戻った。
すると、社長はプリンを食べながら私のことを待っていた。
山田「只今、戻りました」
社長「あーご苦労様!
○○ちゃん、プリンあるけど食べる?」
主 「いただきます!」
私は社長から、プリンを貰った。
社長「山田くんは甘い物ダメなんだって! それに酒も飲まないし…… なんか人生半分損してるよねー」
山田「余計なお世話です。社長もメタボ、気をつけたほうがいいんじゃないんですか?」
社長「『ランプがまだ燃えているうちに人生を楽しみたまえ。しぼまないうちにバラの花を摘みたまえ』ってね
だから……僕はね○○ちゃん、キミが楽しめることをしてほしいんだ」
社長「今日は、キミが何をやりたいのか聞いてみようと思ってね」
主 「……はい」
社長「アイドルになりたい?歌手になりたい?それとも女優?タレント?
何でも、好きなものをやっていい
もし決まってなくても、キミが興味のあることなら全部やらせてあげたい、そう思ってるんだ」
社長は、温かいまなざしで私を見つめた。
(そういえば、山田さんにスカウトされて芸能人になるって決めたけど、何をやりたいのか考えてなかったな……)
(私、いったい何をやりたいんだろう……?)
私はプリンに目を落としながら、阿多の中で迷っていた。
どれをやりたいのか、ここで選択します。
「アイドル」……Wave√へ
「歌手」………JADE√へ
「俳優」………俳優陣√へ
「タレント」……宇治抹茶√へ
それぞれプロローグが始まります。
※プロローグ終了後、いやなら変更できます。