来てくださってありがとうございます!

アクティブ系自閉症(低身長と弱視も治療中)・長男ワタル(年長)、
負けん気と食い気強めの長女マリナ(2歳)、
アラフォー気力体力下り坂夫婦の、
凸凹しながらも退屈することのない毎日。

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\こんな家族なんです!/

親は頼れないし、重い話題が多くて話せる友達もいない!
しょうもない話も含めて、ここでダラダラ吐き出します、お目汚し失礼します。

  


朝から「どこか行きたい」連呼、でもコチラの出す候補には「そこはイヤ」「そこは遠いから、ついたらあんまり遊べなくてすぐ帰らないといけないからイヤ」などとグダグダ
じゃあ行くのやめるかと言うと「そうじゃない!うあああ(泣)」
わかった、とりあえずお昼ごはん食べよう…(この時点で11時半とか)
行くところ、その後もさんざん揉めてこちらも切れて「ママは家で用事あるから、そんなにぐずるならもう家で遊べばいいじゃん!連れて行く気なくすわ!」
ワタル、泣きながら、
「朝に言ってたとこに行きたい…」

で、結局、遠いから嫌だと言ってたアスレチックへ。出発14時、ついたの15時で2時間弱しか遊べなかったですよ。連れ出すまでがほんまつかれる。


そのかわり、めちゃめちゃ歩いたから夜の寝付きもめちゃめちゃ良かったけど。私もマリナも夫もな。



ワタルの睡眠問題に長らく悩まされてきた我が家ですが、保育園の昼寝がなくなってから、夕方に少し寝落ちすることはありつつ、夜は22時前後には寝てくれるようになりました。毎日グズられ泣かれ、怒鳴り返したりグッと怒りと眠気をこらえながら23時とか0時を向かえてた頃に比べたら、マジ天国。


でも眠れるようになるには、正解はないと思います。
これから先、またワタルが眠れなくなったり、夜中に起きたりすることがあるかもしれない。
私も子供の頃から寝付きが悪かったし、眠れる方法なんてわからない。今さら「夜にテレビとかスマホの刺激を与えるな」「昼間に日光にあたって体をいっぱい動かせ」なんて育児書コピペアドバイスも意味なかったし、寝かせる方法は、今もわからない。


ただ、一つだけ、
この6年間で、わかった一つの真実。


「眠らせよう」と親が焦ると、
子供は絶対に寝ない。


これ、気づくまでに3年くらいかかった…


ワタルが2歳になる前くらいまでは、「9時までに布団に!9時を1分でも過ぎたらもうダメ!成長ホルモンが出ないし脳に影響がああああ」って焦ってた。


けど、あるとき、療育関連の先生に言われたのです。
「8時半でもなく10時でもなく、なんで『9時に寝かせましょう!』なんでしょうか?寝ないことより、それがお母さん、しんどいんじゃないですか?」って。

あと、ワタルが寝なさ過ぎて相談した時も、
「眠くなるまで遊ばせたらいいじゃないですか。一番ダメなのは寝る前の時間に『寝なさい!』と追いつめて、楽しくない気持ちにさせること」


それで、「眠くなくても良いから、寝っ転がって話しよう」というふうにもっていくようにしたら、少しワタルの寝グズリはマシになりました。

この頃のこと思いだしたら、どんなことも乗り越えられそうな気がする。それくらい、睡眠って大事。



それからも大変なことは色々あったけど、最近、寝室へ行く時の声かけも変えたら、わりといい感じです。

以前は「21時には寝る部屋へ行くよ!」って一言。

でも、我が家にはそれは無理があった。
お風呂上がってから、注射して(ここでゴネるときもあるし)グミ食べながら怪物くん見て、その後トイレで大をしたりすることもあるし…
朝の出発時間が決まってる状態ならともかく、夜に「9時!」って決める意味、ある?

だからといって、9時は無理そうだから9時半ね、長い針が6のところね!とかいうのも、なんかややこしい。そもそも時計が読めてないからピンと来てないし…



で、今のうちでのやり方は。
お風呂をあがった時点で、暗算。
(注射+怪物くん&グミ+歯磨き+トイレ諸々…)で約30分?
そこにプラス20分ほど(寝室での遊びや絵本タイム)をして、
「はい、じゃあ今日は長い針が〇に来たところで電気消すから!」と、寝室に行く時間を伝えるのではなく、寝室で遊んだ後電気を消す時間だけを伝えるようにしたのです。

今までは寝室に行く時間だけ伝えてたから、そこからがまた長かったり電気を消すのを渋られたりめんどくさかったけど、この言いかたに変えたら「いいよ、ノンビリして歯磨きなかなかやらないんなら、寝室に行ってからすぐ電気消すことになるだけだし」と言えば、それは二人ともイヤみたいで、行動が早くなった。

たとえば20:10にお風呂を上がったら「長い針が12のところで電気消すよ!(21:00)」
で、ワタルが「早く歯磨きできたし、1のところまででもいい?」とか交渉を持ちかけてきたら、「ま~いっか、いいよ、じゃあ1で電気消す」とか、向こうもなんか満足してくれやすいみたいで。5分や10分延長したところで寝付きが悪くなるわけでも無し。


必死に急かして叱りつけて21時に寝室に連れてっても、21:30に電気消すのも、結局あまり変わらないし。子供らが寝落ちする時間がほとんど一緒なら、できればせかさず穏やかな気持ちで行きたい…と、6年かかってやっと気づけました。遅いよ。


まあ、このやり方だと時間の概念も育たないし、ぜんっぜん時計読む練習にもならないんですが…
もうちょっとしたら「時計の針が11のところ。55分ね!」とか解説入れてみようか。
でも60進法を全然理解してないし、そもそも12時とか3時ジャストもまだわかってるのか微妙なところあるので、徐々にかな。



とりあえず、リミットを決めて急かすより、今の時間プラス何分後に…って数え方にしたほうが、私自身はストレスだいぶ減りましたよ、というお話でした。