ルキンフォーどこまでも〜自閉症(多動衝動強め)息子と歩く凸凹の道の記録〜

長男、支援級小4へ進級。クラス総代わり。

ご覧いただきありがとうございます！

長男ワタル

アクティブ系自閉症(知的境界域、療育手帳有、低身長と弱視も治療中＋歯の矯正スタート(2023.6))（支援級3年生）

長女マリナ

負けん気と食い気強め、頑固なのに繊細ですごくグレーな感じ。週一療育（保育園年中）

アラフォー気力体力下り坂夫婦の、

凸凹しながらも退屈することのない毎日。

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＼こんな家族なんです！／

※2020年の内容ですが…

▼自分への戒め。初心忘れるべからず。▼

心が揺らぐときに再読する『虎の巻』。

育児の中で特にてこずった血と涙の記録

★長男ワタル(2015年生まれ)

＜就学前の成長記録・診断・療育・発達検査＞

★長女マリナ(2018年生まれ)

＜就学前の成長記録・診察・療育・発達検査＞

週末、たまにはと久々に家族でピクニック

デイは休ませたのですが、その日に限って滅多に来ないワタルの大好きな友達が来るとの事で泣いてせがまれ、直前の予定変更はダメな事やマリナもすごく楽しみにしてるんだしと言い聞かせて何とか行けて、昔は毎週のように大きな公園へ来てはなかなか帰れずヘットヘトだったのに手がかからなくなってきたねぇ、2人でちゃんと遊んでるし…と何か物足りないくらいスムーズなレジャーの1日だったのですが。

夜中ワタルうっすら微熱…公園でやや大人しかったのはこれか！聞くと実は朝から少しだるかったと。先言うてくれ

そして翌日、私だけ風邪でダウン

ヒノキ花粉だと信じ続けるには無理のある量の鼻水と関節痛…

なんか今年、私、身体弱くね？

再来週、久々に東京遊びに行くのに

てな最近ですが。

ワタル、進級して1週間が経ちました。

新しい担任の先生は、まさかの二交代制。

去年のマリナは担任（男性）固定で副担任がパートの保育士さんが午前午後交代制…その時は正職の人手不足なんだなってやむを得なさを感じたのですが。

今年のワタルは、4人の生徒に対しての1人の担任が、午前と午後で交代制。。。なんとなく心細くない？大丈夫？てか最近こういうハーフ＆ハーフが流行ってるんですか

　周りで聞いたことないんだけど。

でも午前中～給食あたりまでを見て下さる先生が、去年交流学級で理科を教えてくれていたとっても優しそうなおじいさん先生で、ワタルは大喜びしていたのでひとまず安心。

登校時に会う度に声掛けてくださるし、たまに持ち帰る理科のプリントも、ワタルの芸術的な文字で書かれた交流級の子達とやったのであろう実験や観察結果に「よく気づいたね！」「じょうずにじっけんできたね！」と褒めの嵐で。

聞くと以前、よその小学校で支援級の担任をしていたらしい…どうりで。ワタルは理科も凄く好きだし良かった。。。
午後からの先生は年配の女性の先生らしい。ワタルいわく「ママよりもうちょっと上の、優しそうな人やし俺好き」とのことｗ

そして、ワタルが去年受け持ってもらっていた身体障害のあるあの優しい先生は、支援級から外れていました…少し寂しい。
でも2年生の時の担任の熱血先生は担任じゃないはずなのにまだいてくれて、ワタルの連絡帳に熱いメッセージを寄せてくれる

もうひとりまだワタルの担任にはなっていないけど以前からの先生もいるし、別のクラスに新しくはいられた先生もみんな優しそうでベテランぽいので、そこは一安心…

ちなみに今年は支援級全体で16人。

それが4クラスに分けられてワタルのクラスはワタルが最上級学年！（6年、5年は別のクラス）

もう『高学年』として下級生を助ける立場を求められているな…！

ｺﾞｸﾘ
しかももう一人、噂では聞いていたけど、本当に、ワタルと同じ4年生の男の子が普通級から転級してきた！しかも同じクラス！
何度かお見かけしたけど、うん、ワタルと似たタイプ…過剰な人懐っこさというか。

でも元気で可愛らしい素直そうな子で、ワタルもまあそこそこは仲よくしている様子（他の友達ほどがっつり仲いいわけではなさそう、珍しくｗ）

あとの二人は新一年生の男子が2人で計4人、ぜんぶ男子のクラスｗ

・・・ここまで書いてて気づいたけど。
他の3クラスは、先生かクラスメイトが去年からもいるメンツも混ざっているけど、ワタルだけ、先生もクラスメイトもほぼはじめましてじゃねーか！
・・・先生たちがそれでイケると判断してくださったということで、誇らしく思うべきなのか。
いや、GW後に荒れる心構えをしておくべきであると私の脳内chatGPTが囁いているな…

こういう時、やっぱ放デイの存在がありがたい。
長期休暇中も激しく生活の乱れも起きず、友達と遊んできてくれて、学校のメンツがガラリと変わろうともデイはあんまり変わらずのんびりできる場所で。
何人か新一年生が入ってきたようだけど、その中にはマリナと去年まで保育園で同じクラスだった肢体不自由の子もいたらしい。
じゃあ来年マリナが入った時も知ってる女子がいたら安心だね！あのデイが気に入って続けてくれてたらだけどね

進級初日。

ワタルを学校まで送り、先生たちを確認して挨拶をして帰ろうとしたとき、新校長先生に遭遇しました。

前の校長先生の時のように、朝一番で通学路を何往復もしながら生徒たちに挨拶をする…というのをさっそく続けてくれているらしかった。（教頭だった時もしてくれていたけど）

一瞬迷ったけど、周りに誰もいない、まだ始業式始まるまで時間はありそう、チャンスは今しかない！！
そう私の脳内chatGPTが（略）

マリナの就学相談をお願いしました

新学期初日に。最速予約。整理券1番確実な。

ただ…まだ今はどれだけ不安なのかわからない、何を相談したいのか自分でも具体的に分からない💦

何らか気にかけていただきたい、少し声をかけて欲しい的なことはあるけど、まだボヤっとしてて。

園で集団行動に対するあきらかな問題はあんまり言われないし（あんま言ってくれない先生ってのもあるが）ちょっとお友達とのやり取りで苦手な事があったり…行き渋りがあったり…とはいえ…当たり前だがクラスメイトもまだ決まってないそれを今から話してもなぁ…
この1年でまた大きく変わるかもしれないし、秋とか冬くらいに相談するくらいでいいのかな、とも。

なんでワタルの時は年中の頃から3回も4回も相談に行けたんだっけ？あぁそんだけヤバかったってことかw

それより、

マリナが「ワタルくんと同じがいい」

とか言いそうなことのほうが不安。
つまり普通学級と支援学級の事。

いまだにワタルも「来年マリちゃん、うちのクラスに来てくれたらいいなあ～●●さんみたいにさ！」とか言ってきて。（●●さんはお兄ちゃんが自閉症、弟君が肢体不自由で二人とも支援級…）

なので先日、私もそろそろ腹をくくって
「マリちゃんはたぶん普通学級かな～！」
「なかよし学級はさ、ちょっと体に病気がある子とか、なんもかんもウワー（我が家での癇癪の呼び名）状態になったりしてしまう子に、多めに先生がついてくれるところだからさ。マリちゃんはまあ…なんとか普通学級で頑張ってみることになると思うねん」
なんとなくワタルは理解してくれたような。

その少し前にも、宿題をしながら
「俺さ、△△とか××（デイの友達、同い年とか一つ下）より全然勉強あかんねん。体操と図工以外の勉強全部バカやねん。わり算とか全くわからん、だからこんなんで普通学級やったらマジでヤバいで、ビリやで」

（一瞬、頭、真っ白）

私「じゃあやっぱ、なかよし学級でよかったな！」
頭ポンポンして「そうやな、ワタルは勉強はちょっと時間かかるな、でもワタルのペースで教えてもらって繰り返しやってたら出来るようになったやん！」
「それに体操とか図工ではすごいやん！誰にも負けへんやん！」

(できるだけ明るく、空々しくならぬよう、悲壮感漂わぬよう、泣きそうにならぬよう一気に)

表情は見えなかったけど、ワタルは「まあな」とだけ言って宿題を続けてた。

「2年生復習」とタイトルのついた、繰り下がりのあるひき算のひっ算を。

最近、ワタルに説明する時、この知的なつまづきは「どうしても超えられない壁」なんだ、というように思うようにしている。
どうしても逆上がりができない、どうしても九九が覚えきれない、どうしても歩けない…でも、車いすに乗ったりリハビリしたり、なんとか努力してできるところまではやってみる。
ムリなら無理で、大人になったら道具を使って解決できたり誰かに助けてもらって何とかなることもあるから、子供の頃は出来る範囲で努力をしてみようと。
宿題も、「めんどくさくてイヤな事だけど、気持ちを切り替えてなんとか締め切りまでに終わらせる」という、将来の仕事でもありそうな事の練習なんだと。