九州に出張中の父からLINEが毎日届く。
その日の夕食の写メ。
なんだ?
ホームシックなのか?
数回既読スルーをしてみる・・・
めげない父。
意外とハートが強いことが判明(笑)
そんな時、幼い頃の父との記憶を思い出した。
あれは、私が3歳の時、親子3人でグァム旅行。
白くて高い木が1本あり、ちびっ子達が登って遊んでいた。
羨ましい私、しかし3歳。
ツルツルした木で、もちろん自力は無理。
その時母は近くにいなかった。
父に頼んで木の上に乗せてもらう。
推定2m弱の高さ。
わーぃ、わーぃ!(≧∇≦)
高ーぃ!
海見えるよー、パパー!
パパー・・・パパ?
返事はない。
幹に精一杯しがみつきながら周りを見渡す。
・・・いない!Σ(゜д゜lll)
一度、落ち着こう。
せーの!
で振り向いた真後ろ、30mほど向こうの屋台でビールを飲んでいる父。
嘘だろーーーーー ?�(゜Д゜)
娘よりビールかよ!(-_-#)
とりあえず、降りたい。
周りに大人はいない。
いるのはお話できないお兄さん(小学生くらい)ばかり。
うーん、泣いてみるか?
すぅー(深呼吸)
ぴぎゃぁぁぁぁぁ~!
。・°°・(>▲<)・°°・。
そして、無事に父に回収されました。
※当時の思考を割と忠実に再現。
初海外、初置き去り。
しかも、原因は父がビールの誘惑に負けたこと。
幼いながらに父の人間性を疑った瞬間でした。
思えば、芝居で泣くということを習得したのはあの時かもしれません。
ありがとう父上。
きっと今頃鍋をつつきながら一杯やっているのでしょう(ー ー;)