私は、
お花をもう25年ぐらいしてます。
お花を始めたことで
人生の師ともいえる恩師に
出会い、恩師が亡くなられた後も
ずっとお世話になっていた
お花屋さん。
どれだけ
心の支えにしてきただろう・・・
そのお花屋さんが
ご高齢ということで
この３月で廃業される
と聞いたのが３月のはじめ。
いつかは、
この日が来ると思いながら
ずっとお任せでお花をお願いしてきた
そんな自分に腹が立った。
時間がある時に
お手伝いできなかったのだろうか？！
とかいろいろ考えたりもした・・
でも、
私は何もせずにいて、
この結果となった。
それが残念・・・
でも、
私に何かできたのだろうか？！
とも思う・・・
＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾
思えば
私はつくづく
廃業される人と関わることが多い・・
私は畜産の世界にいて
色々な形でやめて行かれる方を
みることが多かった。
新しく始められる人に
関わることは少なかった
それは、
私には
なかなか厳しかった
ことなんだなあ
という苦い思いが込み上げてくる。
＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾
話を戻そう
お花で使う材料は、
木の枝のものが入るので
ふつうのお花の組み合わせとは違う
それに
流派によっても
使う材料が違うので、
お花の組み合わせも難しい
それを恩師との関係性で
うちの流派のような
お花の組み合わせに
してくださっていた
お花屋さんだったので
本当にお花の組み合わせは
お任せしっぱなしだった。
＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾
町のお花屋さんが減っている。
華道の材料を取り扱われている
お花屋さんも減って行っている。
残念でしかない・・
そういえば
私の小学校の卒業文集に
お花屋さんになりたいと書いていた。
あの頃、
獣医師になりたいと書いたら
笑われるだろうなあ・・
という思いがあったので、
お花屋さんになりたいと書いたのもあるが、
あのころ、牛舎に行くこと
母について畑に行ったりして
野菜を育てることも好きだった。
そして、
花が大好きだったお花も
好きだった。
だから、
お花屋さんになりたい！
と書いた・・。
お花は私の大事な
心の安定剤なので、
これからも続けたい。
自分で花の組み合わせも
考えて生けるようになる
そんな時期が来たのだと
とらえようと思う。
今までお世話になった
お花屋さんに
感謝しかない。
恩師も亡くなり
今、私の周りで
お花を一緒にする仲間はいない。
でも、
離れているけれど
流派の先輩方や仲間はいる。
今までも
そのことで励まされてきた。
なぜだか私は
そのような少数派のところ
にいることが多い気がする。
それもまた、
巡り会わせ・・・
自分で工夫して
家の庭に咲いているシランを
このように生けてみたり・・・
やって行くしかない！
そうして
変わられないものは、
そのことを受け入れて
行くしかない。
それは、
諦めではないのだ！
時代の流れ・・・
それに逆らうことは出来ないが
やり方は
工夫次第であるはずだ！
と思う。
全く、
諦めが悪い私(笑)
さて
これから、
私自身がお花と
どう向き合っていくのか？！
それが
試されている？！
結局は、
自分で切り開いていくしかない！
どうやら私は
そのような星のもとに
生まれついているらしい(笑)
ここからが
本当の私の華道が始まる！
これからが、
面白い❣
