これ以上、追い詰めるのも疲れた。
「で、どうします?今回の件、手に負えないんなら、御社の営業を通して常務と話しをさせてもらって、サービス部の部長と常務で話をしてもらうようにしますか?」
「その方がよくないですか? Nさんもその方が楽でしょ?めんどくさい相手とめんどくさい問題から逃げれますよ。そうしましょうよ」
前に、陰でそう言われた事があるので。
「・・・・いや、こっちで何とかします」
だから、何をしていいのかわからんのやろうが!
「そんなら、俺から事務長に説明しますか?」
「いえ、こちらでします」
「わかりました。とりあえず、誰が何したとかはもう無しです。俺も事務長に何も言いません。ただ、バッテリの寿命が過ぎている事がレポートに書いてあったので管理会社にどうなってるのか問い合わせしておきましたと事実だけ報告します。Nさんはレポートを再確認したという事にして見積もりを提出させてもらうという説明をしてください」
「わかりました」
以上が、無停電装置編でした。
この管理会社に勤めてた頃の上司に言われたこと
「仕事に正解はないけど、間違いはある」
”何を言われたのかじゃなく、誰に言われたのか”そんな事気にしてるうちは絶対に気づかないだろうね。
それがパソコン編につながるんだよ