ニコ入院3日目(出産日)9時


私はおトイレに行った後、
ぐっすり寝ていたようです。


次に目が覚めたのは、
9時でした。



娘を取り上げてくれた
男性医師がやってきました。
「ゆらさーん、ご気分どうですかー?
採血の結果、貧血は大丈夫そうです」












そうですか真顔














その時、妊婦の出血量が
通常どれくらいで
輸血が必要かどうかなんて
知識がなく、
また、寝起きということもあり
へー
っと聞いていました。


後々、
役所からうちに母子訪問で来た
助産師さんに聞いたのですが、
通常の出血量は
500㎖

2ℓ超えてくると輸血が必要になるそうです。


今回、私は
2ℓ弱でしたが、
輸血があってもおかしくなかったんだとか…チーン

















医師が帰った後は、
代わる代わる色々な方が、やってきました。









出生届を持ってきた方、





本当は大部屋希望でしたが、
陣痛時に騒ぎすぎて
戻りづらくなり、
個室へ変更希望を出したので
料金の説明に来た方、





大部屋の荷物をまとめてくれた方、







ベッドごと移動させてくれた方、








個室に入って、
「休めるときは休んでね」
と言われ
寝ていたのも束の間











母子同室だったもので
娘がやってきました。




第一子ということもあり、
オムツの替え方、
ミルクのあげ方、
受付横のミルクカウンターの利用の仕方を
教わりました。

「しんどかったら言ってくださいねー
赤ちゃん預かることもできますよー」
ですって。












真顔















この辺までは、
必死でギリギリついていってたんですが、








小児科の医師が
娘の検査結果だか、検査の同意書か
何かの紙を持ってきて
説明をされましたが、
頭に入ってきませんでした。




私の記憶している限り
これくらいの人が来たかなぁ
って思って書いてますが、
実際、もっといろんな人が
来ていたと思います。




その頃、わけもわからず
紙を受け取っていたので
机の上が書類だらけになっていました。












そして、早速
まだ母乳も出ないので、
受付横の
ミルクカウンターを目指しました。







総合病院なので、とてつもなく広く、
また、運悪く私の病室は受付とは
端と端だったので、
一区画分の距離はありました。


娘をキャスター付きのベッドにいれて
コロコロ転がしながら
受付に行きました。



今、思えば支えがあったから
歩けたのですが、
手押し車の様なものが
なければ歩ける様な状態ではなかった
と思います。




なんとかミルクを作り、
娘に飲ませた頃でしたか





助産師の方が
定期的に血圧やらを測りに来たとき、


脈が130ほどありました。



助産師
「ゆらさんは普段から、脈は早い方ですか?」












真顔










わかりません



















助産師
「あかんわー。ゆらさん、出血も多かったし
無理したらあかんわー。
ミルクは私らが作って持ってきます。
今夜は赤ちゃん預かりますから
ゆっくり休んでください」










そして、
胸に私の心拍を確認する
装置がつけられました。









その後、
ゴミを捨てに部屋の外に出ようものなら、
心拍が上がったようで
助産師さんが
「どうしました!?」
と駆けつけ、
病室から出ることを禁じられました。






幸い、
私の入った個室は
シャワー、トイレ付きだったんですけどね。










その分、高くつきましたが…








休めと言われても、
病院スタッフ来るわ

実の親、兄弟面会に来るわ
(これは嬉しかったが)

会陰切開の傷口は痛むわ

で、なかなか眠れず
出産当日
という記念日すべき日が
過ぎ去っていきました。





続く