お店に来た日本人客から

「この近くで両替をしたら、20ユーロごまかされそうになった。その場で数えて、足りないと言ったら、出してくれた。」という。また、連れの友達は「50ユーロ足りなかった。」という。(後で気づいたので手後れだったとか)


リラの時代は桁が多くて計算もわかりにくい感があるので、よくそういう話は聞いたけど、今でもあるんだ...と思った。


日本人は「渡された物は信用して確かめずに受け取る。」と思われて、いるのだろう。まだドルはユーロと単位が似ているから、アメリカ人にそういうワザは使えないだろうし。


私たちは働いている店の近くで買い物をして「あそこで働いているんだけど、値引きしてくれる?」というと、ちょっとまけてくれたりする。逆の場合もあるので、そのときは割引してあげる。


両替をするのは、大金を代えるわけではないので、どこで代えるのも同じか、と思っていたのだけど、日本に行く前、ユーロから円に両替するときお店の近くで同じ手を使ってみた。

「あそこで働いているのだけど、日本に行くので、円がほしいの。たくさんちょうだい。」と言ったら、相場のレートよりおまけしてくれた。

両替屋まで割引するんだ。レートって何なの?と思ったのだけど。


イタリアで両替するのは、手数料を取られるし、日本より率が悪いので、日本で両替してきたほうが、お特のようです。

イタリアで両替したときは、必ずその場で確かめましょう。両替する前に店の人に

「1万円はいくらになる?」と、最初に聞いて、するかどうか決めること。

現金はスリにあうと大変なので、できるだけ少なく、カードやトラベラーズチェックを持ち歩いたほうがよいでしょう。今更ですが....