以前、ローマの定期券について書いたことがある。
その後、私も1年分の定期を購入したのだけど、例のまた、盗難? 事件のとき、その定期もなくなったと思って作り直したのだった。レシートを持っていけば、その場で、写真も前回のをそのままで作ってもらえたので、便利。手数料は5ユーロ。ちょっとイタリアの地下鉄を見直したところだった。
その後、「おさわがせしました 」ということで、盗難されていなくて私の勘違いだったということが判明し、定期が2部手元に残った。期限は8月末まで。
この定期は磁気の部分を改札の機械の前に置くとピッと鳴って改札の扉が開くしくみ。
最初に発行された方はブロックアウトされて使えないのだろうと思って、試しに使ってみたら....
ピッ....何と、使えた。
ってことは、これを誰かにあげたり、売ったり(写真や身分証明とのチェックなんて一度もない)もできるってこと???
まあ、そんな悪いことはせずに予備として、持っていますが、1年定期を作ってすぐ、「なくした」といって、作り直して、人に売ることもできるわけだし、別の場所で作り直せば、何部でも作れるわけだし....
知能犯がやろうと思えばイタリアっていろんな抜け道があるんじゃないかな、と思った。
イタリアって単純だから知能犯が少ないのかも。