1年半ぶりのブログです。
1年半前から好きなもの・こと特に変わらず、相も変わらず図書館へ行き、本を借りて読んだり読まなかったり、返してはまた借りる日々を送っております。

今年に入ってから『テルマエ・ロマエ』で有名な漫画家であるヤマザキマリさんの本を好んで借りています。本を読むまで全く存じなかったのですが、彼女ってかなりの苦労人。10代で高校を中退してイタリアへ単身渡り画学生をし、漫画家以外にもコーディネーターや通訳、宝石店員やらTVレポーターetcetc...と、大変経験豊富な方なのです。

少なくとも私の何百倍もの苦汁を舐め、広い世界を知っている彼女が書く文章は、湿り気がなくて、だけど冷たくなくて、共感とはまた違う形で引き込まれます。

なんだかこう、精神の自立を促され、旅へ、それも国外へ行きたくなる迫力があり、おかげで最近イタリアへ行ってみたくて仕方がない今日この頃。
そのせい、というわけではないけれど、土日の昼は相変わらずバスタを食べるのが私たち夫婦の楽しみで、今日はカルボナーラを作ったわけですが、なんだか壊滅的に段取りが悪くて、オリーブオイルを調理台にぶちまけちゃって発狂したり。諸事情でニンニク少なめにしたら、やっぱりパンチが足りなくてどうにも物足りないパスタになってしまったり。
まずかぁないけど、期待値を下回る出来で、なんだか心が消化不良。
一部のめだかの体調も悪くて塩浴させているも、なかなか回復しなさそうで気がかり。
ふぅむ。

しかし、川上未映子さんのエッセイを読んでいたら、驚く程に悲しがりだけど、関西人特有のアホさと丸くリズミカルな文章に笑わされて、なんだか元気が出てきたのでした。
私の良いところは、すぐになんでも影響されるところでしょう。

そんなわけで、そろそろ夕食のカレーを作ることにします。
ちょっと遅いけど。