今日の東京はとっても温かいですが、気温が上がったり下がったり繰り返して身体もついていきません。
今日は大学病院に来ていますが、自宅から最寄り駅まで自転車で行き、電車に乗ったら汗びっしょり
自分だけ汗をかいてて恥ずかしいです。
今日はコートも着てなくて、12月にしては薄着なんですけどね…。
季節の変わり目は服装選びに苦労する方も多いと思いますが、今日はその服装選びについてです。
うちの家族は全員、発達障害。
長女は自閉症スペクトラム+ADHD、息子は自閉症スペクトラムですが、自閉症スペクトラムの人は興味の範囲が狭いので、服装に興味がないと服装選びはどうでもいいので変な格好しちゃったりすることもあります。
自閉症スペクトラムの人でもおしゃれが大好きで、季節毎のおしゃれを楽しむ方もいます。
我が家の長女と息子はと言えば、高校生ぐらいまで真夏でも厚手のパーカーを着たり、冬でも厚いコートは嫌がったりして、気候に合わせての服装選びの必要性を理解できませんでした。
本人に『暑く(寒く)ないの?』と聞くと、必ず『暑く(寒く)ない』という返事が返ってきました。
実際、真夏に厚手のパーカーを着ていても顔には汗もかいていなくて、体の病気が隠れているかも…と心配になり、受診した時についでに調べてもらったこともありましたが、ふたりとも異常なし。
感覚過敏なので、季節に関わらず着心地重視で気に入った服を着ていました。
ふわふわした柔らかい触り心地のものが好きで、親の私が何を言っても聞かず、根負けして諦めていました。
息子は初めて学ランを着た時、
『なんかヌメヌメする〜』と、嫌そうでした。
多分、ツルツルする感じをヌメヌメと感じるのかな?
中学校の支援級の子や感覚過敏がある子は制服の感触がどうしてもダメな子も多くて、でも先生は理解してくれなくてそれが原因で不登校になったとか聞いたことあります。
発達障害の子は見え方、聞こえ方、感じ方が独特な不思議な世界で暮らしてる事を、先生達がもう少し理解してくれると行動も落ち着くと思うのですが、難しいですかね。
色々と親の私も悩みつつ見守っていたら、長女も息子も高校卒業した頃から服装を気にするようになりました。
息子は最近、毎日、スマホでその日の天気や気温を調べて服を選んたり、私に服装の相談をしてきます。
長女もたしか、大学生になった頃に私に
『この服、暑そう?(寒そう?)』
とか聞くようになりました。
友達に指摘されたみたいで、気にするようになりました。
これは服装のことだけじゃなく、定型発達の子は高校〜大学生ぐらいになると優しい言い回しができる子が多くなるので、発達障害の子も周りに傷つけられる事が減る気がします。
多分、長女も息子もそんな友達に優しく指摘してもらったのかな?
それと、2人とも高校〜大学生、専門学校生になって、周りに合わせることも必要だなと、思うようになったようです。
その1つが季節に見合った服装選びなのではないかな〜と。
ちなみに次女は自閉症傾向はあまりなくてADHDの特性が強いのと、化繊のアレルギーで着れない生地の服はありましたが、寒がりなので冬はコートも着るし、真夏に厚手の服を着ることもありませんでした。
そのかわり、童顔で服装も幼い感じの服装が好きなので、21歳になった今でも、メイクをしていても、バスに乗ると料金を払う時に『こども?大人?』と聞かれる事もあるみたいですけどね。
それはオバサンになった私からしたら、若く見られるなんて羨ましいんですが、本人は気にしてます。
長女と息子が季節や気温で服装選びができるようになったことは、本当に嬉しい成長です。
定型発達の子の子育ては経験したことないのでよく分かりませんが、これはきっと発達障害の子の親だから喜べる成長です
子ども達が通っていた幼稚園の園長先生が、
『周りの子と比べず、その子どもの成長を見てあげてください』と仰っていたのを今でも覚えていて、自分の子育てでも信念にしていました。
幼稚園時代、とても手のかかる子だったうちの子たち。
ちゃんと目標に向かって歩んでいることを、いつかお世話になった先生達に伝えたいな〜と思っています。
話を戻して
本当に、服装選びは難しいですね。
私はスマホで『○○℃ 服装』とか検索して参考にしてますが、最近はとにかく汗がすごいので、ちょっと薄めの服を着ることが多いです。
今年は暖冬だと聞きますが、それでもこれから寒い日が増えていくと思います。
感染症も流行ってますし、師走で忙しい日々ですので、皆様もどうぞご自身を労りながら過ごしてください。
ブログに書きたいネタはたくさんあるので、年が開ける前にまた書けたら読んでやってください。