11月2日
フィリピンに行くと決めてから出発までの一ヶ月間はあっという間だった。
といっても実感がわかず、本格的に準備をはじめたのは一週間前だった。
出国当日、彼氏が車で成田空港まで送ってくれた。
空港のゲートでしばしの別れを惜しみ、涙の旅立ち…
という想像をしてたけど、全然そんな感じじゃなかった!
自宅から空港までの道が混んでいて
予想以上に空港への到着が遅れてしまった。
急いでチェックインカウンターへ向かい
キャリーバッグ(受託手荷物)を預けたときに
重量オーバーのため追加料金を払うように言われた。
ネットでとあるLCCの航空券を購入したのだけれど、
そういえば荷物の重量について何か記載があったような…?
荷造りが完了したのは出発当日の朝だったし
そんな重さなんて気にしていなかった…
航空券購入時に追加料金を支払えばそこそこの値段だったようだけど
空港でチェックイン時に追加料金を支払う場合は
ものすごく高くなるみたいだった。
実際、カウンターのスタッフ様に追加料金だけで
2万円以上になると言われた。
追加料金を払うか、荷物を今すぐ捨てるか、
空港の郵便局で国際便で送るしかないっすね~
みたいな冷たい対応だった。
そんなんじゃ、格安のLCCチケットを買った意味がないだろうが!!!
と、イライラしてしまい出発時刻が迫っているなか郵便局へ向かった。
しかし国際便で送ったとしても送料が2万円近くかかるようだった。
しかも到着は一週間後になるとのことだった…
航空会社のスタッフ様の対応には腹がたったが
完全に私のチェックミスだった。
うう…追加料金を払うしかないか。。。
諦めて航空会社のチェックインカウンターに戻ったところ、
先ほどとは違うスタッフ様が対応してくれた。
そのスタッフ様は、キャリーバッグからできるだけ荷物を取り出して
手荷物として機内に持ち込むという裏技?を教えてくれた。
カウンターの目の前でキャリーバッグをあけて
持ってきていたエコバッグに詰め込めるだけ荷物を詰め込んだ。
5~6kgくらい減らすことができて、追加料金も最小限の価格になった。
でも1万6千円くらいしたけど。
しかし勉強代だと思って渋々支払った。
そんなこんなで出発時刻が迫ってきたため
そのまま走って搭乗口へ向かった。
しばしの別れを惜しむ時間もなかった。
でも今思えば、そのくらいバタバタした勢いで出発してよかったのかも。
もし時間に余裕があったら、本当に悲しくて別れられなかったかもな。
とにかく搭乗に間に合い、無事出発することができた。
彼氏よ、本当にありがとう!
いつも罵倒ばかりしてごめん!!
頑張ってくるよ!!