旅行記の続きは、挫けましたw


久しぶりに再会した友人と手作りせっけん教室に行った。

せっけんつくってその場でお持ち帰りできる。

東京でもあるのだけど、なんとなくこれと思う場所がなくて、結果横浜へ。

まったくのど素人だったけど、私と友人の2人だけでお教室だったので
プレッシャーもなく楽しめた。

「コールドプロセス法」という方法で、まぜてほっとくだけでできる作り方。

☆混ぜるもの
オリーブオイル、ココナッツオイル、パームオイル、キャスターオイル=全部で300g
そこに、苛性ソーダ40g、精製水90g、アロマオイル80滴

せっけんは、とっても「化学」のセカイなので、理科が苦手なわたしは
言われた分量を確実に調合するしかできそうにありません。

オイルの種類、分量により、苛性ソーダの量を算出しなければならない

それによって、固まるとかドロドロになるとか=鹸化という現象に影響がでるのである

素人は計算などせずに、レシピに従っておとなしくつくりましょう。

苛性ソーダーは劇物あつかいで、結晶が水分(空気中でも吸収する。)を吸うと
水の温度が一瞬にして80℃まであがった
こわっ!
皮膚や目に入っては大変な事になるものです
薬局でも購入に手続きが必要なり、取り扱いは十分に注意

というわけで 、まず
牛乳パックを型にするため加工する

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☆混ぜるもの を混ぜるのだが
A オイル類を混ぜたボール
B 精製水に苛性ソーダを混ぜたもの

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このAとBの温度を合わせる為に、オイルを湯煎であたため、苛性ソーダ水は氷を引いたボールの上で冷やす

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カレールーとごはん。麻婆豆腐とご飯。ちょうどいい塩梅で両者をたべ切る、あれと似てます。
ルーが多すぎても、麻婆が多すぎても、またご飯が多すぎても、駄目なのです。

あ、温度の話でした。
だいたい40℃くらいに両方がなったとこで、少しずつ苛性ソーダ水をオイルに混ぜる

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すこーしずつすこーしずつですぜ。

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あとは、20分一定の速度でシャカシャカ混ぜ続ける
だんだん無口になる、会話も乏しくなる(笑)色も変わる


スッとたらして表面に筋が見えるくらいになったら
好きに調合したアロマオイルを入れる

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わたしは、オレンジ、ベルガモット、ゼラニウム、イランイランだったかな?
ゼラニウムを入れすぎたら、トイレの芳香剤みたいだよといわれ....

気を取り直し、まぜたものを牛乳パックの型に流し込む

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なんか、夏休みの自由研究みたいで面白い
お菓子作りが上手な人は手際がいいそうです
食べれないけど、やること一緒だし
永遠と混ぜてる時は、キャラメル作りを思い出しました

パックをトントンし空気を出す
泡が消えない場合は爪楊枝でツンツン

最後に、先生が作ってくれたせっけんのお花をのせてガムテープで閉じる

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タオルに包む、自宅に帰ってさらにタオルに包み24h保温

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24hたったら、箱を開胸...メス。いや、ガムテープをあけてふたを開ける
箱をあけて


水滴がついている場合はティッシュでチョンチョンしてとる(放置するとそこに穴があく)
粉を吹いている場合は、カットする際にけずってとるしかないそうです。

気温によって、保温状態がデリケートに変化するので
外気に合わせ保温方法も変わるそうです

今時期は寒くないので、タオルでまいて室内に放置だったので楽チンだった


箱を明けてからさらに1日たって牛乳パックからせっけんを出す(ここが一番むずかしかった)

まだ早かったみたいで、でもまてなかったので、パックの端に包丁をいれカットしちゃった

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ん?
白もこ、なぜ焦ってるの?

好みの大きさにカットし一ヶ月乾燥させる

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一ヶ月乾燥させる理由は、まだ強アルカリの状態で触れないから
型から出しカットをする際も、ゴム手着用です
そのまま触ると皮膚に刺激が強くぴりぴりとして荒れてしまう

とりあえず、来月の22にやっと「ナチュラルな」せっけんとして誕生する

今は危険物なのに、これがひと月で自然派せっけんになるって
なんか不思議

毒の強い人が、時を越えまぁーるい性格になる...みたいなwww
今回は4つにカットしたので、もう少し量産してプレゼントしたいなと思う。

劇薬の扱いはペット&お子さんがいるお宅では、十分に注意です。

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なぜかピンクのゴム手が無性に気になるようですし...

これこれ、騒ぐでない

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流し台でゴム手をして作業が、こぼしてしまった際は水に流せるので安心かもしれません
床に落とすと、ペットが床をなめては危険です。

苛性ソーダをそのまま流すと、魚が死んでしまうので
つかった用具も、一度新聞紙で拭き取るなどしてから
お酢で中和してから流すと良いそうです。


せっけんを自然派にするなら自然にも優しくということですね。