昨日のピースアド発表会はクリエイター陣も集まってくれて
会場が世銀から外語大に急遽変更となったにも関わらず
いすが足りない程、教室いっぱいにお客さんがきてくれた。


昨日の画像/動画はこちらので→http://ameblo.jp/yupi63/entry-10603921428.html

今朝、HIKESHIクリエイターのトミーさんからきていたメール(ノω・、)
↑朝から感動中。。。

「これまで関わってきた経験上でひとつ、いいなと思ったこと。
企画を立てる留学生と、それを視覚化するクリエイターの生身のやりとり
そして、いっしょにかたちにするというプロセスを通して
互いに信頼関係のようなものができてゆく感じが
はたから見ていても分かるくらいで、そこがいいなと思います。
対話の関係が。」(※トミーさんメール抜粋)

私はピースアドを制作する立場ではないけど
発表会ではクリエイターと生徒さんの対話が伝わってきました

ピースアドが対話を生み出す装置としてこれからも
色んな作品が世に出ていったらいいな。
↑発信する役目なき気する自分(^▽^;)


昨日の熱が38度もある中イベントに参加してくれた伊勢崎先生
↑&授業も行ってた模様
発表会で伊勢崎先生が言っていた事
「貧困の所有者はかれらです。」

「かれら」とは開発援助国に生活する人々
私たちは、彼らの所有する「貧困」を
勝手にしかもいくらで売ったかなど説明なしに
中間マージンをとる
そして潤う
それ自体が間違いだということ

そうじゃなくて、彼らはビジネスパートナーなんだって
よく日本で○○さんが作りましたという説明と一緒に
おじさんが野菜もってる写真が貼ってある
あれと同じような感じ

POVERTY≠INCAPACITY

また、ホロコーストについても話していました
アフメドの作品(←前記事で書く前に力つきたのでこちらで)
「NO MORE HIROSHIMA NO MORE NAGASAKI NO MORE HARABJA」
この作品は世銀での展示を断られました
世銀という開発金融の事業方針と対峙してしまった模様
開発金融という事業が国際社会の共有概念と異なっていることもあると
示唆してる出来事でした

$yupi life~30歳からの大学進学~
$yupi life~30歳からの大学進学~


ホロコーストは「メモライゼーション」となって
ミュージアム、映画になり人々心に残る
なぜ、メモライゼーションするのか?

それはひとつには、悲惨な過去を繰り返さないため。
そしてもう一つは政治的な利用。

メモライゼーションを政治的に利用する事によって
自分たちがしている不正義をスケープゴートするために
メモライゼーションのキャンペーンは使われる。
ヒロシマナガサキは悲しい記憶だが、それと同時に
大戦の加害者であったことを見失ってはいけない

中国や韓国にいったら私たちが思っているような
ヒロシマナガサキへの反応は得られないだろう


「貧困は所有物」の話にもどるけど
前期でNGO論を教えてくれていた先生は
カンボジアを中心に途上国への中規模ファイナンスを立ち上げた
↑マイクロファイナンスや大きな投資でカバーできない中間の層を対象
世に言う社会起業家
貧困は所有物であって、他人が勝手に売り買いして利益を得るのは不当だと考えるなら
世銀よりODAより、先生の方がやってることが説得力があると再確認できたわけです



続き→http://ameblo.jp/yupi63/entry-10604223307.html