CCH(Center for Children's Happiness)
という孤児院を訪問した

施設内に入ってまず驚いたのは
その歓迎っぷり
これが小山内美江子氏とその仲間が積み上げてきたものなのだと

子供達はみな日本語で「こんにちはー!」と声をかけてくる
そして日本人以上にシャイなカンボジア国民とは思えない勢いで
腕をつかみ、我先にと席へエスコートしてくれる

日本語の堪能な子も数名いた
英語はぶっちゃけ日本の学生がたじたじになる程だった


私達を歓迎するために用意したアプサラの舞などを披露してくれた
おチビちゃん達のアプサラには
活動隊メンバーが、まるで子供の運動会状態でムービーを回していたw

子供達と思い思いに過ごした
バレーボールしたりダンスしたり
サッカーしたり、本を読んだり、お話したり。。。

$yupi life~30歳からの大学進学~

お昼は一緒にカレーをたべた
日本のカレーはやっぱうまいー!
子供達おかわりしてバクバクいってましたw



ゴミ山からここにくる孤児がいる
農家の貧しい人々は、病気や怪我をすると医療費のため
土地をすべて売らなくてはならない
そういった人々が都市に流入する

しかし技能がないためなかなか仕事につけず
ゴミを拾いリサイクル業者に売って生活をする
朝6時-夜6時まで働いて1ドルの稼ぎ
大人でもドルだという



13才のある男の子と
何となく身の上話になった

彼はここにくる前にゴミ山にいた
とても貧しくて、家族でゴミ山の近くに暮らしていた
そして母親がなくなり、その後父親もなくなりここへ来た

お姉ちゃんがひとりいる
彼女はインターナショナルスクールにいっているそうだ
アメリカに進学するため熱心に勉強している
彼も大学への進学を希望していて、将来の夢は世界に通用する医師になること

実情はかなりハード
奨学金競争率は300倍
しかしこの孤児院からアメリカ、カナダ、イギリス、イタリアに奨学金で進学した生徒がいる
300倍の競争をもとゴミ山にいた孤児達が勝ち取って行った事実が
彼等の学習意欲をさらに高めているそうだ

彼は援助してくれるサポーターがない限り、思うような進学はぶっちゃけ難しいだろうといった
でも、勉強できる事が幸せだし、大好きだといっていた

何の科目が一番好きか尋ねると
最初は「英語!」といってたけど
しまいにはあれもこれもで
「いろんな事知りたい!可能な限りすべて学んでみたい!」と
まるで「お腹すいた!何でも食べたい!」というような勢いで話してた

とても頭のスマートな子で
13才でこんなにしっかり話ができるなんてと驚いた

そんな素敵な時間も終わりくるわけで
子供達と名残惜しくお別れ
子供達は「ありがとー!ありがとー!」と何度も何度も一人づつ140人があいさつしてくれた

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帰りに同じCCHの別施設に寄った
壁には日本語、英語、数学の式などが沢山書いてあった

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手書きのポスターには
生徒への虐待防止がかかれていた
街にもこのような看板がいくつかあった

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カンボジアにはストリートチルドレンがまだまだいる
その中で問題になっているのはドラックとHIV
死と背中合わせで生きている子供大勢存在する

13才の彼はCCHにくる事ができて
自分は本当に幸せだと言っていた

今日は他の活動隊メンバーにとっても自分は感謝し努力する事を怠ってないだろうか?とじっくり考えさせられたり、教えられ一日だったのではないだろうかと感じた

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