あろ~は~o(〃^▽^〃)o


別にハワイ帰りではございません。

本日イセケンの「NGOとは何か?」読了べーっだ!


動物が大好きな(セイウチ以外w)$~女弁護士飼育日記~ 大学入試編ですので


「野生保護動物」に対する援助の側面をまとめてみますポンデライオン
がお~


アフリカの国々において、「野生動物保護」のためのインフラ設備投資は
西側からガポガポお金が援助されるものの一つですライオンキラキラ

「野生王国」ケニアには
泣く子も黙るKWSライオンという政府公共団体があります

KWSライオンは日本語では、ケニア野生動物公社といいます。

ケニアの野生動物が生息している国立公園を管理し、サファリ観光がもたらす
莫大な外貨収入を担う組織です。

大干ばつがケニアを襲った際、人がバタバタ餓死する中で
ヘリコプターによる象バキッの輸送(人口(象)調整のため)
に湯水のごとく金をつぎこんだそうです。
これは、全て海外の保護論者サークルのおかげです象さん


確かに、このような動物たちを守るのは大事なことです。




しかし、国立公園の周辺住民は日夜野生動物の脅威にさらされているのです。
その被害は農作物から人命にまで及ぶ。

このでっかい野生動物国立公園とやらには
保護区を仕切る「フェンス」はありません。

この脅威にさらされる周辺住民は
TVでおなじみのマサイ族のような人々ではありません
野生動物と対峙した時の反応は、私たち先進国の人間となんら変わらないのです。

私たちの想像するアフリカ人(ex/マサイ族)=アフリカ人ではないのです。


無論、野生動物にばったり会ってしまったら
「く、、、く、、、、らぁ、、、らいおんぁ、、、ぁ、、、。ぎゃぁぁぁぁぁ。」ということです。



そして、それら人々がこうむる損害を補償する制度は・・・ない



<野生動物に襲われた死者に対する補償金=3万ケニアシリング(イセケン駐在時・約5万円)>


という言い伝えがあるが、実際にどのように訴訟を起こすかは
一般農民には????なのである。

問題は、「補償金も含め、野生動物を売り物にしている観光業界の利益を
地元に還元する仕組みが全くないという事。」であるライオンリサイクル


そして、一部の保護論者は
「動物保護」→「共生」と唱えるが
共生とは<大自然の食物連鎖に身をおくこと=食われる>なのか?

保護論者は安全な土地(別の国)から傍観しながら「共生」をといているのである
自分の家近くに熊が出たら大騒ぎするくせに。
がぉ。


それは、「黒人なら食われてもいいのか?」ということである。
動物を巨大な自然体系の中で
わざわざ保護するという思想の背景は何なのか?
国民の大部分が貧困を強いられている農民であり
なけなしの農作物も野生動物に食われる。自分も食われる。


<アフリカ人は野生動物の食物連鎖の中にいてもいい存在>=西洋のアフリカ観
裏を返せば、これは「人種差別の問題」なのである。

イセケンは
「低電流を流した保護地区と人間の居住区を仕切るフェンス」
これが「共生共存かおクマ」思想の行き着くところの
きわめて現実的な回答であると認識してもらいたいと語っている。


私が数年前にアフリカ旅行を計画したことがあったが
もちろん「ケニアでサファリ観光」は
メインイベントの一つであった

ケニアのサファリ内には
超高級なロッジタイプのハイグレードホテルほてるがある
ハネムーンでも人気で
わたしの知人もハネムーンで利用したそうだ
部屋にあるジャグジーからはキリンが望めたそうです背泳ぎ


わたしもそのようなロッジ風の高級ホテルに行くのが夢でしたベル
朝はみんなでブッシュまででかけ
野生動物を眺めながらキリマンジャロ
サンドイッチとコーヒーを食べホットコーヒー
昼はジープにのり”チータ”に接近
夕方は気球熱気球からサバンナを走るシマウマの群れ芦毛を眺める
夜はホテルの池に水を求めるてやってくるライオンポンデライオンを観察


ま~、なんて優雅でしょう
優雅でしょう・・・・
ある意味、夢破れたりw


これらは野生動物保護区のすぐ外側で
広大なホテル私有地の中にある。
フェンスがないので動物は自由に行き来できるし
人口池をつくり動物をおびき寄せるので
保護区の中よりも動物らいおんがあつまる。


そしてそのすぐそばに現地の住民が生活している。


電気フェンスの設計計画を複雑にしているのは
サファリロッジの経営なのである。

もし、保護区にフェンスをはれば
動物が来なくなるのだからロッジの経営は自滅。

こういった外国資本のロッジの地元への貢献は
超低賃金で雇える下級労働者への職場提供くらいだが
むしろ、害のほうが大きい。

金を持った観光客が集まれば
ゴロツキが増え風紀は乱れる。
サファリバスバスが行き来する街道沿いでは
運転手相手の子供の売春が横行し
エイズ患者の数が顕著な伸びを示している。

観光客らはこの檻付のサファリバスバスに乗り安全に観光ができる。
しかし、同じ場所を何の武器も持たず現地住民は歩いているのだ。


先進国の人間は、
「アフリカ人は全てマサイ族のように野生動物に慣れている。」
という固定観念が頭の隅にある。
だから、安全な折から自然の営みを眺めるのみで「人権問題」が思考から欠落する。
これが、西側の保護論者の思考の過ちであり
保護論者が、現地では「人種差別」と捉えられるジレンマなのである。



・・・・・というわけなのです。
そんなわけでサファリロッジへの憧れが
徹底的に萎縮したのでありますガーン
確かに素敵なんだけど・・・・・
背景にはこんな問題を抱えてるかと思うと
間違いなく、ラグジュアリーな気分になんてなれません。

そうだったのか・・・・。

イセケンの本で痛感したことは
私たちはジャーナリズムに煽られ
単なる「感動屋」に陥るようでは
<まったく役立たずの大人>なのだ・・・ということです。





次は「東ティモール県知事日記」に入りたいと思います。
「NGOとは何か?」は引き続き気合あるときにでも
また<まとめ>を書こうと思う
肝心なとこはまだ書いてないのでw


明日はディズニーランドミッキーです。
「ディズニーランドミニーの弊害」って何だろうガーンとか夢のないこと考えてしまう・・・。