今日は神代植物公園までお出かけです。

 

くだらない話がダラダラと続きますので、適当にごらんくださいませ。

 

 

普段は23区内の片隅でゴチャゴチャしたところにいる私としては、

都下である多摩地区は緑豊かで落ち着けて大好きです。

 

中でも神代植物公園がある調布市は、学生時代からなにかと縁がある場所でして、

初めてアルバイトを経験したのが神代植物公園のお隣にある観光地:深大寺の有名な蕎麦屋さん。

遊び人だった学生時代の学校もその近く。

会社勤めの時代の通勤経路が神代植物公園の側道で

平日はいつも神代植物公園を通過したりと非常に身近な土地です。

今回も帰ってきたという気持ちが強かったですね。

 

さて、ようやくここから本筋です。

午前中に神代植物公園に入ると、ツクツクホーシの鳴き声が聞こえるではありませんか。

蝉の声を聞いたのは、8月上旬以来です。区内ではなかなかセミの鳴き声を聞くことができません。

多摩地区はこの時期でもセミの鳴き声が聞こえるなんて、ちょっとウラヤマです。

また野鳥の鳴き声は、さらにウラヤマです。

 

神代植物公園をご存じない方のために余計な画像もアップです。

都内近郊とは思えない広大な敷地で、様々な植物たちに出会えます。

 

へりっこ植物園さんの動画で紹介されているような植物園内での充実した食虫達は一切ありません。

他の植物のオマケ程度です。

私は植物が好きですが、詳しくありません。

なので、来るたびに食中毒以外の新たな発見があり、つい来てしまいます。

 

今年は2度目の見学で、今回は温室内でアラタ系が充実していました。

日本では商品名ヒスイと呼ばれるアラタ•ボッシアナもありましたよ。

アカネは見当たりませんでした。

私はヒスイ派なので、ヒスイ欲しいなぁ〜という気になってしまいました。

 

枯れてはいますが、アラタの下膨れもピッチャーがありました。

コレは枯れる前が見たかったですね。残念です。

他にはアルボマルギナータのレッド、いつものカーシアナ、

ミランダ、ベントラーダ、ピンギキュラ・ギガンティアなど。

高山性ネペンテスは一切ありません。

 

今回はネペンテス・レグレヤナという私のよく知らない園芸品種もあり、

立派なアッパーを付けていました。

 

温室の出口には、ミランダなどの園芸品種のネペンテスや

ムシトリスミレ、サラセニア、モウセンゴケなどが展示されていました。

 

 

ちょっと気になったのは、聞き慣れない古都シリーズが一鉢あったことです。

ネペンテス・アクセンチュアルコトだそうです。

逆光で見辛いのですが、葉の後ろに付いていたのは黄色っぽいピッチャーです。

アッパーかと思いましたが、違うようです。アッパー寄りのミドルなのかな?

 

市場にはあまり出回っていないネペンテスだと思われます。

ネットで検索してもヒットしてきません。

 

古都シリーズのあまり知られていない?園芸品種が

こうして植物園で見れることができるのは嬉しいことですね。

 

自分も大きな温室、特に低地性に特化した温室を持てれば、

古都シリーズを集めたいですね。

ただ、あくまで夢ですが!!

 

この写真を撮った直後に小学生3年生くらいの団体さんが来て、

引率の先生が食虫植物の解説をしていました。

小学生の反応は、人それぞれで興味深いものでした。

食虫植物についてよく知っていて解説している子や、

なんでハエトリソウがないのか尋ねる子、

怖い〜という子、興味なさそうな子、

中には男女しっかり手を繋いでラブラブな子もいて

なんとも羨ましい限りです。

 

こういう機会で少しでも視野の広い人に育つと有意義ですね。

 

 

植物園の売店では相変わらず、ムシトリスミレの交配種が充実していました。

ネペンテスもクリペアタ×ベントリコサやシブヤンエンシスの交配種、

懐かしいひょうたんウツボカズラも売ってあって、

ホームセンターとは一味違う品揃えでしたね。

 

私は深大寺近くの園芸店で、野々山園芸さんのレッドシャークを買ってしまいました。

ハイトリソウは売れ残りが3鉢あったのですが、なぜか品種ものだけ。

ご主人によると、今年は普及種のほうが売れ行きが良く

変わった形の園芸品種は敬遠されることが多かったそうで

不思議がっていました。

 

そう聞けば、気持ちはわからなくもないです。

普通にまつ毛が長くて、オーソドックスな形と色は普遍の価値がありますね。

 

おまけ

多摩地区のホームセンターで見慣れた黒い鉢に植えられたネペンテス。

記載がないので品種は不明ですが結構デカイですね。

ミランダさんかと思いましたが、葉が細めなので違うかな?