ライザのアトリエ2における、調合時の品質の決まり方について。

 結論から言うと、おそらく計算式は、

(元の素材の品質)×0.2+(元の素材の品質)×0.2+(元の素材の品質)×0.2+……

 ということになっている。と思われる。
 前作までは全ての素材の品質の平均で求められていたが、今作からはどうやら品質を20%に圧縮した後、それを合計していく形になっているらしい。

 おそらくそれは、前作から調合システムが変更になった部分のリカバリー的な意味だろう。
 前作ライザ1では、調合可能となる条件が素材の投入回数であった。しかし今作ではその条件が変更になり、必要となる素材は絶対に入れなければならなくなった。これは従来のアトリエシリーズに戻ったとも言えるが、そのせいで前作での調合の強みとされていた「素材の組み合わせの幅広さ」要するに自由度が失われている。
 前作では、この調合の自由度を活かしてどんなものでも品質999を作り出すことが可能となっていた。それに対し今作ではその自由度が失われてしまったため、品質を合計していく形でリカバリーを図ったのだろう、と思われる。

 この品質計算式に基づき、今作で品質999のアイテムを調合しようとすると、最短で考えるなら品質999の素材が5つ必要になる。
 前作までは、全て品質999の素材で揃えれば自ずと完成品の品質も999になるのが常だったが、今作では品質999のものをひとつ投入しても完成予定品の品質は200程度。これはデメリットのようにも思えるが、たとえば調合をする上でどうしても品質999ではない素材が混じってしまう場合、この品質計算式のメリットが発揮される。
 前作までは「全ての素材の品質の平均」で求められていたため、ひとつでも品質の低い素材が混じってしまうと、それだけで完成品の品質が著しく劣化するのが難点とされていた。その反面、今作では「それぞれの素材の品質を20%に圧縮し、それら全てを足し合わせる」という合計値で計算されているため、たとえ品質の低い素材がひとつやふたつ混じっていようと、品質が下がることはなくむしろ増加するのだ。
 今作ライザ2では「絶対に入れなければならない素材」が存在する。その素材がたとえば自然由来のもので品質を上げることができない場合でも、完成品の品質を上昇させることができるのである。

 リカバリーとしては非常に良いものではあるが、一種類の素材だけで調合ができなくなったのは少々もの寂しい。私はまだ序盤までしかプレイしていないので、いずれ追記するかもしれない。