今年もとうとうバルコニープールを解禁したyuntanです。


みなさん、まことにもってゴキゲンよう。


いや~もういつ更新したのか覚えてないくらいですねぇ。
昔は毎日のように更新していたものですが…あかんですなぁ。
しかも最近の更新は映画レビューの時だけだったりしますが
ま、タイトル通り今回も映画のレビューです σ^_^;

今回見てきたのは「パシフィック・リム」です。

いつもは公開して少し人が落ち着くのを待ってから見に行くのですが、
今回は一緒に行く友人が超PUSHしてきたのと、忙しい人なので
見にいける時にってことで、公開2日目に行くことに。

以前からここに書いてるように、気になる作品の情報は極力遠ざけるので、
今回も見るまで知っていたのは、

1. 巨大怪獣と巨大ロボがバトルする。

2. 菊池凛子さんと芦田愛菜ちゃんが出ている。

3. 監督は結構日本のアニメや特撮オタク。

と、これだけです。当然予告編とかCMとかも見てません。
でも男子だったら1の理由だけで見にいくでしょ!
この展開に熱くなれないはずはない!! (*゜∀゜)=3 ムッハー!!!
しかも3も結構重要なところ。ここを外すとちょっと前にあった
ハリウッド版ゴジラのような悲惨な事になりますからね。


で、見終わった感想ですが、いやー面白かった!!!!
見るまではB級臭さが半端無く、外す可能性高そうだなぁ…と思っていたら
逆にホントにいい意味でのサイコーなB級映画に仕上がってました。

巨大ロボの動きも重量感あるし、怪獣(映画でも「Kaijyu」と言ってた)も
形はちょっとハリウッドテイストなところもあるけれど、
尻尾攻撃や酸を吐いたりとなかなかにツボを得た演出と動きをしてくれます。

そして巨大ロボには2人で操縦することになってるのですが、
その理由が結構ちゃんとしていて面白く、また2人の「シンクロ率」が
高くないと駄目というのもニヤリとさせられます。
操縦者が複数いる場合、全員の呼吸が合わないと必殺技が出ないとか
というのも日本のロボットアニメではよくあるお約束ですねぇ。

また操縦の仕方が、搭乗者の動きそのまま反映というのも
ビジュアル的にいいですねー。歩くのまで足を前後にやらないといけないという
なんとも効率がいいのか悪いのか分からない操作ですが。
でもライディーンやジャンボーグAでもやってましたからw

あと、巨大ロボの武器や必殺技もイイ!!
ムチ状のものが険になったり、肘のロケットブースト使ってのパンチとか、
色々と上げていたらキリがないです。

んでもって、よくある展開ではあるのですが、
ホントにこの人は日本のアニメや特撮が好きなんだと思いましたよ。
(ニュースでその手の日本のオタクグッズ専門の家が2軒あると言ってた…)
先の展開がある程度読めたり、いろいろな矛盾もあったりしますが、
それでもこの「熱い」展開は、正に日本人が好きな感じに仕上がってます。
もう後半は身体が少し前のめりしてしまうほど夢中になってました。

別の見に行った友人が「トップをねらえ!」そのものって言っていたけど、
(私はそのアニメは未見ですが)確かにスポ根ロボアニメと言ってもいいかも。

あ、そうそう。菊池さんはどうせ端役だろうと思っていたら、
めっちゃ主役級の扱いでちょっとビックリ。
日本人を配役したのも、やっぱ監督のこだわりというか趣味なんだろうなぁ。

あと愛菜ちゃん。
残念ながら台詞は全くなく、出るシーンも短いのですが、
それでも結構印象に残る相変わらずの素晴らしい「泣き」の演技を見せてくれます。
あの子を目当てに(そんな人いるのか?)行くと、ちょっと物足りないでしょうが。

とにかく、もうお盆休みは終わってしまいましたが、
この夏、今のところイチオシの作品です。
私は普通の映画館でしかも2Dで見ましたが、
あれだけの映像なら、IMAX 3Dで見ても損はしないというか、
そっちで見ればよかったと少し後悔するくらいなので、
これから見に行く方は、できればIMAXで、普通の映画館なら
いつもよりも少し前の席で見ることをオススメします。




監督
ギレルモ・デル・トロ

脚本
トラヴィス・ビーチャム
ギレルモ・デル・トロ

出演者
チャーリー・ハナム
菊地凛子
イドリス・エルバ
チャーリー・デイ
ロバート・カジンスキー
ロン・パールマン
芦田愛菜

公開
2013年8月9日

上映時間
132分



この映画の評価:★★★★★★★★★☆

只今ひと月のリフレッシュ休暇中のyuntanです。


みなさん、ゴキゲンよう。



いや~世間ではゴールデンウィークなんて言ってますが、
こっちはひと月ですからね ( ´,_ゝ`)フッ…

とはいえ、にゃんずもいると言うこともあり、どこかに旅行とかは考えてないのですが…。



そんなこんなで毎日のんびりと過ごしておりますが、
この映画だけは見に行かねば! ということで見てきましたよライジング・ドラゴン

そう、私の大好きなジャッキー・チェン「最後の超大作アクション映画」との宣伝文句の作品です。
まあ別に「最後」と言ってるのは、ここまで身体を張ったアクション映画はコレが最後ってことで
(そりゃ来年60歳だと考えれば当然か・・・)
彼が映画界を引退するわけではないのですが…。
う~ん、でもアクションしない彼の作品は…正直あまり興味が無かったりするので
私的にももしかしたら劇場に見に行く最後の彼の作品になる可能性もあります。

てなわけで、ジャッキーの勇姿をこの目に焼き付けるためにも、
この作品は見に行く必要がありました。


まあこの作品、全編アクションだらけで、とても来年還暦とは思わせない姿に感動。
ちゃんと格闘シーンも用意されていて、往年のファンも納得の内容。
ただ個人的には昔に比べるとカメラの切り替えが多く、結構誤魔化してるかな…
って印象もありましたが、でも年齢考えればあれだけ動けば大したものです。
もちろんシリアスと笑いの部分もしっかりと彼の映画らしく展開してます。

ジャッキーの役所はトレジャーハンター。
そう聞いてピンと来た方はなかなかのジャッキーファンですね。
「サンダーアーム/龍兄虎弟」「プロジェクト・イーグル」でも同様に
「アジアの鷹」と呼ばれるJCを演じてましたね。
まあその設定だけが同じで、前2作とは全く話は繋がってないので
見ていないという人もご安心を。

あと全身ローラーブレードで坂道を走るシーンがあるのですが、
作中で見たときは撮り方や編集でスピード感出してるんだろうなと思っていたら
メイキング(huluで55分のメイキングが見られました)を見ると
作中のままのスピードでしかもワイヤー無しで走ってるシーンもあって
さすがにすげぇと思いました。

それからボニー役で出ていたジャン・ランシンって女性が結構良かったですね。
顔立ちもキレイなのでモデルかなにかの人かと思ったら、
もとテコンドーの選手で大会でも優勝した経緯の持ち主だったらしく、
どうりで足技がキレがあるなぁ…と思ってみていたら、そういうワケでしたか。


今回この作品でジャッキーは、主演、監督、脚本、制作総指揮をやっていますが、
正直脚本は専門家に任せた方がよかったかも。
いやね、わかりますよ、いろんなアクションのアイデアや撮りたいシーンがあるのは。
でも今回はそれらを詰め込みすぎて、あまりにも話がとっちらかってしまってます。

ま、それも香港映画のアクションものの特徴…と言われればそうなんですけどね。
ジャッキーの作品はアクションを楽しむもので、話は期待してませんけど。
ただそう作った本人がそう割り切れていなく、歳のせいもあるのか
ミョーに説教臭い部分が(最近の作品もそうだけど)目立つのはいかがなものかと。
エンターテインメントに徹した方が見終わった後もスッキリすると思うんだけどなぁ。

先ほど書いたメイキングで最後にジャッキーはこう言ってました。
「続編はこの作品の評判次第」と。
じゃあ興行成績良かったら続編つくるのぉ!?
トレジャーハンターでアクション無くして…無理でしょ、それは (;´Д`)



監督
ジャッキー・チェン

脚本
ジャッキー・チェン
スタンリー・トン
エドワード・タン
フランキー・チャン

出演者
ジャッキー・チェン
クォン・サンウ
ジャン・ランシン
ヤオ・シントン
リアオ・ファン
ローラ・ワイスベッカー

公開
2013年4月13日

上映時間
113分





この映画の評価:★★★★★★★★☆☆
どうやらとうとう今年花粉症デビューをしたようなyuntanです。


みなさん、ゴキゲンよう。



いやぁ~この歳までならなかったから、きっともう死ぬまでならないと油断していたら
急にきましたねぇ (ノД`)
目ぇかゆいし、鼻水止まらんし…これがウワサに聞く花粉症の辛さなのか…って
一生知らんでも良かったわい!!! (;゜皿゜)


ま、そんな事はどうでもいいっすね。本題、本題。
少し前に見に行ったのと今日見に行った映画のレビューを書こうかと。
いやぁ~見てすぐ書かんとあかんとは思ってるんですが…つい。てへぺろ。


1本目はホビット 思いがけない冒険です。

この作品、私の大好きな作品でもある「ロード・オブ・ザ・リング」の60年前を描いた
J・R・R・トールキン「ホビットの冒険」を実写化したものです。
原作は上下2巻しかないのと、前半とか途中とか結構地味なところも多いので
今回は1作とばかり思っていたら、まさかのまた3部作とわ!!! (=Д=;)マジ?

「ロード・オブ・…」なんて原作9冊をうまーくまとめての3部作でしたが、
やっぱりあれだけの作品となると、いろんな人の思いもあるだろうから
「あのシーンは削除して欲しくなかった」「ここはもっと丁寧に」とか
いろんな声もあったことでしょう。
それは当然ピーター・ジャクソン監督の耳にも入っていたでしょうし、
3部作も大ヒットしちゃったから、
同じ監督が撮ると言うことで資金も結構確保できるので、
じゃあ今回も3部作にして原作を丁寧にすべての要素を入れちゃえ!
ってな感じで進んだのでしょうかねぇ。

まぁそれにしても、さすがはピーター・ジャクソン監督、
今回も中つ国の情景を見事に原作のイメージそのままに再現。
もうこれは「ロード・オブ・…」で実証してたので、
全然心配はしてませんでしたが、ホント流石としか言いようないですわ。
この監督の原作愛が随所から感じられます。

あと、逆に今回は流石に3部作だと原作の長さが足りなかったのか、
『指輪物語』の「追補編」からも付け加えられてるのですが、
それが自然な展開で繋がって、よりストーリーの深みを増しているのもGood。
そう言う意味でも原作のファンも楽しめるかな。

そうそう、原作を知らなくても、「ロード・オブ・…」を見てない人でも
すんなり見られる内容になってますので、
まずこの3部作を見てから「ロード・オブ・…」を見るってのもアリかと。


残り2作も必ず見に行くでしょうから、(12月に続けて公開)今から楽しみです (* ̄∇ ̄*)


監督
ピーター・ジャクソン

脚本
フラン・ウォルシュ
フィリッパ・ボウエン
ギレルモ・デル・トロ
ピーター・ジャクソン

出演者
マーティン・フリーマン
リチャード・アーミティッジ
イアン・マッケラン
アンディ・サーキス
ケイト・ブランシェット
イライジャ・ウッド
クリストファー・リー

公開
2012年12月14日

上映時間
170分



この映画の評価:★★★★★★★★★☆



さて、お次は今日見に行ったダイ・ハード/ラスト・デイです。

この映画、タイトルには数字付いてませんが番外編でもスピンオフでもなく「ダイ・ハード5」です。
ただ、内容的には番外編と言った方が良いのかも…。

私のこのシリーズのイメージって、主役のマクレーン刑事がどんなピンチな状態になっても
諦めずに、その場の状況を上手く使って乗り切る姿が格好良く、
また主犯との駆け引きや、ジョーク混じりのぼやきも楽しみのひとつかと。
ただこの主人公、あくまでも普通の人間であり、1作目なども素足でガラスの破片を踏んで
足の裏から破片を取ったりと、ボロボロになりながら何とか乗り切る…のはずなんですが、
今作ではもう殆どスーパーマンですわ。

クルマで大事故起こしても、ちょびっと血糊をつけるくらいで、
敵の弾もかすりもしません。
オマケにいつもの機転を利かすことも殆ど無く、無策の力業でのゴリ押しばかり。
そして犯人というか悪のボスとの駆け引きもほぼなく…って、これはもうこのシリーズとして
作る必要ってないんじゃね?

いや、アクション映画としては普通に面白かったですよ。
息子とのやり取りも結構笑わせてもらったし、最初のカーアクションもど派手でGood。
でもこれじゃあどう見ても、ただのブルース・ウィルスのアクション新作ですよ。
もしかして配給先もそこに引っかかって「5」にしなかったのか
なんて変に勘ぐってしまいましたよ。

てか、このシリーズ3のときもそう思ったけど、
相棒はいらないと思うんですよねぇ。
やっぱひとりでぶつぶつぼやきながらってのが合ってると思うんだけどなぁ。

この作品、「ダイ・ハード」シリーズを見に行くのか、
面白いアクション映画を見に行くか…のどちらの気持ちで見るかで
かなり評価が変わってくるような気がします。

3でちょっと「ん?」と思ったんですが、
4.0がかなり面白く復活したので、今作は私的にはちょっと肩透かし食らった感じです。


監督
ジョン・ムーア

脚本
スキップ・ウッズ

出演者
ブルース・ウィリス
ジェイ・コートニー
セバスチャン・コッホ
メアリー・エリザベス・ウィンステッド
ユーリヤ・スニギル
ラシャ・ブコヴィッチ

公開
2013年2月14日

上映時間
98分



この映画の評価:★★★★★★★☆☆☆(シリーズとしての評価)


取りあえず雪が積もらなくてホッとしているyuntanです。



みなさん、ゴキゲンよう。



まったく10cmとかびびらすから、久々に長靴履いていったらこれですよ。
前も雪で同じように長靴履いていったら全然大したことなかった…なんてことも。
この長靴、もしかして晴れ男ならぬ晴れ靴!?


とまあ、どーでも良いこと書いてますが、
今日と違って2日の土曜日は20度越えて暖かかったこと!
そんな馬鹿陽気に釣られて(?)久々にカメラを持って出掛けました。

向かったのは原宿。

何故にこの歳で原宿なんぞに…とお思いでしょうが、
それは相方のブログを見てもらうとして、
用事を済ませた後、ちょっと裏原宿をブラブラしてみました。


そうしていると可愛い看板の喫茶店があったのでそれを撮っていると
後ろにいた相方が「カメ、カメ!」とワケ分からんことを言い出したので
とうとうおかしくなったのかと振り返ってというか、下を見てみると・・・



OLYMPUS E-M5 & M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm F3.5-6.3 EZ  1/8 F13 IS0200 50mm -0.7EV

ホントに亀いたー ヒイィィィ!!!!(゜ロ゜ノ)ノ

な、何故にこげなところに繋がれてもいない亀が…。
周りには水槽みたいな物も見あたらないし…ナゾすぎるぞ。迷い亀??


後は特に書くこともないので(おい)、3枚ほど気に入った写真を。


OLYMPUS E-M5 & M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm F3.5-6.3 EZ  1/1000 F6.3 IS0200 50mm -0.3EV




OLYMPUS E-M5 & M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm F3.5-6.3 EZ  1/50 F6.3 IS0200 15mm -0.3EV




OLYMPUS E-M5 & M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm F3.5-6.3 EZ  1/250 F7.1 IS0200 12mm -0.3EV クロスプロセス


久々にカメラを持ち出しての散歩だったのですが、
つくづく感じたのが、元々大したことない腕がますます落ちてるな…と。
やっぱ習字とかと一緒で、数撮ることが上達の一番の近道と
改めて実感したわけであります。

また春になって暖かくなったらいっぱい撮りに出掛けんとあかんわ (´・ω・`)ナフー

めっさ雪が降ってて明日の出社が憂鬱なyuntanです。


みなさん、ゴキゲンよう。



電車とかは走ってるとは思うけど、歩く時の路面凍結が怖いっす… (;´Д`)


あ、そうだ! いきなりですが、明けましておめでとうございます。
うへー、もう1月も半分過ぎたくらいでこれ書くかぁ?って感じですねw
何はともあれ、今年もよろしゅうお願いします。

さてさて、そんなわけで今年一発目の更新は昨日見に行った
007 スカイフォール レビューいってみよー!! (;>ω<)/


まあこの作品というか、007について今更説明する必要はないっすよね。
この作品、シリーズ23作目でなおかつ50周年記念というある意味シリーズ集大成的なものに。
しかもオープニング興行記録はシリーズ最高記録を達成!

主役のボンド役をダニエル・クレイグ氏に変わってから、
作風も結構変わり、「ニュー・ボンド」の路線変更も見事にはまり、
彼の3作品目も期待しちゃうっもんですわ (* ̄∇ ̄*)

ただ、いろいろとマンネリを打破しようとしていることで、
ちょっと空回りしている感も今回感じました。


というわけで、ここからはどうしてもネタバレになりますので閲覧はご注意を。













先にもも書きましたが、今作は50周年記念を飾る作品でもあるので
これまでの作品のオマージュ的な演出も多数あり、シリーズのファンとしては嬉しかったですね。
私が気がついたものとしては
・前作では言わなかったお約束の決め台詞「ボンド、ジュームズ・ボンド」が復活(しかも数回)
・Qの登場&「ペン型爆弾の方がよかった?」の台詞
・ボンド・カーとしてアストンマーチン・DB5が! しかもちゃんとマシンガンと助手席強制排出機能付き!!
・ナイフ投げの名人という設定がラストに
こんなところですかね。
全作品のDVDとか持ってる位のファンなら、もっと見つけられたかもしれませんねぇ。

特にアストンマーチンが復活ってのは、やっぱグッときましたね。
あれって壊れたのは当然レプリカとして、走ってるのは本物なのかなぁ…。


で、そういう過去へのオマージュは50周年記念ということで入れてきましたが、
恐らく監督としてはもしこれがそういう位置づけの作品でなければ
そういうのは入れたくなかったんじゃないかと。
それくらい今回の作品はシリーズでタブーとされていた事をどんどんやってます。

一番私が驚いたのが、007が「歳を取った」という描写があったことです。
それっていわゆるサザエさんでカツオが中学生に進学するくらい凄いことじゃないです?
50年も続くシリーズですから、そりゃ007がホントにいたらとっくに引退してますよ。
つまりこれはスパイアクションであると同時にファンタジーでもあるんです。
だからスーパーマンのような超人的な力を持っていない生身の人間ひとりで
どんな巨大な敵でも弾を一発受けることなく、こなせちゃうんです。

とはいえ、前2作が007誕生の話で、それをすっとばかして今度は歳を取った…なんて来てるので
次回ではそんな話ありましたっけ?って事になる可能性も大ですけどね。
確か契約では後2作品、ダニエル・クレイグ氏の007があるはずですので、
それでどうなっていくのか、今後に注目です。

先ほど「弾を一発も受けることなく」と書きましたが、
私の記憶だと過去の作品では1回だけ撃たれたことがあったかと思いますが、
今回のように重傷となるくらいの撃たれ方は初めてかと。
(007は2度死ぬはフェイクですから、カウントしませんよ)
ここでもファンタジー色を消してきてますね。

「歳」の件ですが、今作品ではいろいろと「世代交代」もひとつのテーマですね。
Qなんて20台の若造になっちゃって、しかも007の仕事を「ピザ食べながらパソコンあれば直ぐにできる」
とかいっちゃうように「秘密兵器」ではなく、「ハイテク(情報戦)」で戦う時代になってると。

しかもMI6の存在自体、いわゆるスパイなんてものが現在に必要かというところまで来ちゃってます。
まあ確かに今はネット社会ですから、スパイの重要性も昔よりも低くなってるのかも。
でも最後に結局存続となるわけですが…そりゃそうだ、MI6無くなったらシリーズ終わりですからね。

あと、Qの台詞にもあったように今回は秘密兵器的なものは出てこず、
ラストのバトルもかなり地味なワナを仕掛けたり、派手なカーチェイスもなく、
(バイクのチェイスはありますが…)
アクションは全体的にちょいと地味で少なめになっています。

そう、今回の作品の弱点というか私の気に入らないのはここなんですよ。
確かに上記以外にも007の過去とかトラウマとか、アクション物で終わらせず
話に深みを持たせるという方向に前2作以上に振っています。
これってバットマンが同様のやり方で成功したのを真似てるのかと思っちゃいますが、
バットマンはアクションやCGもきっちりてんこ盛りで、尚かつ話もキッチリと作っているから
あれだけ高評価だったと思うのですが…スカイフォールはアクションを削って
ファンタジーでなくしちゃってます。

何が言いたいのかと言いますと、「これって007でなくてもよくね?」って事。

他の人はどうか分かりませんが、私はその007というファンタジーが見たいんです。
無敵でプレイボーイでウィットのある会話…そいうボンドが見たいんです。
確かにダニエル・クレイグ氏のボンドはカッコイイのですが…どんどん007で無くなって行ってるのが
なんかじれったいというか、もったいないというか…。

しかも時代が時代なので今回の敵が、テロ集団とか国家秘密機関とかでもなく、
個人のしかも私怨のみって…スケール感も大場ダウン。
50年前ならスパイの活躍しそうな舞台はいくらでもあったでしょうが、
リアルがこんな感じの現代では、今後も敵をどうするのかは苦労しそうですね。

007ではなく、普通のスパイ映画として見ると決して悪くないと思うんですけど、
全世界でこの映画が高評価なのがちょっと違和感あるんですよ。
映画のデキは良いのですが、これは007ということを忘れていないか…ってね。
印籠を見せなくなった水戸黄門とか、桜吹雪を見せない金さんなんて…私は納得いきません (´・ω・`)ナフー

あ、そうだ、書き忘れていましたが、今回いわゆる「ボンドガール」がいないのもシリーズ初かと。
この女性かな?と思ったら直ぐに死んじゃうし、強いて言うならMが今回のボンドガール…なのか?
でも流石にMとのラブシーンは無いので(誰が見たいっつうの)、やっぱいないよなぁ。
あと、ロケ地で軍艦島が使われていたのをエンドクレジットで知ってビックリ!
(ちゃんと漢字で「軍艦島」って出たんですよ!)
流石に建物自体は危険なのでロケハンの資料をみてセットにしたみたいだけど、
船から見た島の映像は紛れもなく本物の軍艦島でした。


何はともあれ、いろんな意味で次回作が気になる作品でした。




監督
サム・メンデス

脚本
ジョン・ローガン
ニール・パーヴィス
ロバート・ウェイド

出演者
ダニエル・クレイグ
ハビエル・バルデム
レイフ・ファインズ
ナオミ・ハリス
ベレニス・マーロウ
アルバート・フィニー
ベン・ウィショー
ジュディ・デンチ
ロリー・キニア

公開
2012年12月1日

上映時間
142分58秒





この映画の評価:★★★★★★★☆☆☆(007シリーズとしての評価)