由美の子育ち親育ち日記

由美の子育ち親育ち日記

元看護師であり、妊娠前より身体の健康について興味を持ち食の事やホメオパシーを勉強中。H28年7月に第一子出産。R3年3月名古屋から八ヶ岳へ移住。ブログでは子育て(子育ち)の中で私自身が感じた事や学んだことを綴っていこうと思います。

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 私は元々、おいしい物を食べる事は大好きでしたが食に対してはとても無頓着でした。子供の頃も両親は共働きで忙しかったため、コンビニのご飯や外食がとても多かったので、社会人になってからも自炊することはほぼなく、コンビニやスーパーのお惣菜か外食が普通でした。しかし、結婚し子供が欲しいと思った時から自分の食生活のまずさに気づき、そこから食べ物や色んな事に興味を持ち始め学ぶようになりました。そして特に食生活に関しては(特に子供の)、自分なりにだいぶ気を付けて過ごしてきました。保育園や幼稚園の給食やおやつも気になる時には持参をしたり、幼稚園はお弁当のところを選んだり。よく周りからは“毎日お弁当作るの大変じゃない?”と言われるけれど、食べさせたくない物を食べさせることの方がストレスで、お弁当を作ることの方が私にとってはストレスではなかったんですよね。3歳までは外食する時までも、お弁当を持参していました。自分がここなら安心…と思えるお店以外は。

 

 今通わせている幼稚園もお弁当なのですが、お友達と中身を交換したりもします。また、お誕生日の時や、誰かからもらったお菓子をみんなで食べたりもします。ここの幼稚園に入園してから、私はそれがまだ受け入れられず、お弁当の交換やおやつをすべてOKにはしていなかったのですが、約2ヵ月半が経ち、子供の“新しいものを食べてみたい”“みんなと一緒のものを食べたい”という気持ちが出てきて、その気持ちを大切にしたいとやっと思えるようになったので、今週から幼稚園では解禁することにしました。今まで息子は、よく私の勝手なこだわりに付き合ってきてくれたな…と思います。

 

 今通っている幼稚園は、子供達の心をとっても大切にしてくれます。もちろん親の気持ちもですが…。幼稚園に入園してから、お友達からお弁当のおかずをもらったりした時には、お迎えの時まで取っておいてくれて、息子が食べてもいい物か私と相談してから食べようね、としてくれていました。おやつが出るタイミングがある時には、私がOKできるものはみんなと一緒に食べ、まだこれは食べさせたくないと思うものは持参したもので対応して下さっていました。しかし、その時の息子の様子を毎回伝えて下さり(息子は食べたいという気持ちがある為)、その度に息子と何度も話し合い…。私も息子の思いを毎回確認するのですが、私の前では“自分のやつでいい”“別に食べたくない”とずっと言っていたので、先生からいつも言われるけれどこれ以上何をどう話したらいいのかわからず、その事を言われるたびにストレスとなっていました。しかしある時、同じ幼稚園の子のお誕生日会の時に、その子がうちの息子にもお菓子をあげれるようにと息子のためだけにわざわざ夜にスーパーで無添加のお菓子を買い、お母様が私に“これなら食べれるかな?”と確認の連絡を下さったんです。とってもありがたい気持ちと同時に、倍以上の申し訳ないという気持ちが湧いてきて(私の勝手なこだわりのためにそんな事までさせてしまい)、私の中で考えさせられる事がありました。そして翌日の朝、息子に“あなたの本当の気持ちが知りたいから教えて”“本当はみんなと同じものを食べたいと思うんだよね?”と確認すると、急に泣き出して、初めは“自分のやつがいいって言ってるじゃん“と言っていたのですが、そのうち”本当はみんなと一緒がいい”と言ってくれたんです。今まで私の中では同じ質問をしていたつもりでしたが、心の奥底では食べて欲しくないな…という気持ちがある中で話し合っていました。しかし、その時は心から息子の思いを尊重したいと思えたのでそういう気持ちで話をしたら本当の気持ちが返ってきましたドキドキという事で、今日初めてあめちゃんを食べて、とっても嬉しそうにしていたそうです音譜

 

 

 お腹にいる頃から、なんとなく息子とは心がつながっている感じはあったのですが、ここの幼稚園に通い始めて更に実感させられています。なんだか見透かされているようで気まずい時もありますが…びっくり

 

 また改めて、なぜ私が食にここまでこだわってしまうのかについて書こうと思います。