Connection 12 | おにゅうな輝く日々★SHINee Days

おにゅうな輝く日々★SHINee Days

ゆののです。
SHINee テミン溺愛オニュペンです。
でも5人全員大好きです♡
カプー萌えが趣味で、オンキー、オンテム、ヒョニュの妄想小説も書いてます。
BTSも好きで、グク溺愛ジンペンです。
よろしくお願いします。




※2016年5月31日にアメ限解除しました。
オンキー妄想小説です。お読みになる際は自己責任でお願いします。




Side KEY



俺だって…


本当はジンギに抱きつきたかった。
大成功のステージを一緒に喜びたかった。
けど…

テミナのダンス……

テミナの気持ち、
俺には痛いほど伝わってきた。


ずっと…ずっと

悲しかったんだね?

苦しかったんだね?


ごめんね、テミナ…
俺は謝っても、謝りきれない。

でも、、、ごめん

ジンギは返してあげれないよ。

俺だってジンギなしじゃ、生きていけないんだ。

だから今は、ジンギを貸すよ。

気がすむまで…


ミノはショックを隠しきれないみたいだ。そうだろうな。

俺はジンギを信じてるし、
彼の気持ちは、
揺らぐことはないと思ってる。
自信がある。

ミノ、お前も自信を持て。
お前の真剣な熱い気持ちは、絶対にテミナにだって、伝わってるはずなんだ。




Side TEAMIN 


ステージが終わり、魂が抜けたようになってた僕の肩を、誰かが抱いた。


オニュが笑顔で、
僕の横に立っていた。

「お疲れさま!テミナ~!
サイッッッコーに
カッコよかったよ!」


オニュの笑顔を見たとたん、

僕は、涙が
どうしようもなく溢れてくる。

そのまま、オニュに崩れるように抱きついた。

オニュは、優しく、
僕を抱きしめた。


「オニュ…オニュ、オニュ!オニュ!

僕、ね、、、

がんばったよ!」


「うん、うん、テミナ、
本当に、素晴らしいステージだったよ。
すごい気迫で、みんな圧倒されてた。
みんな、テミナに見惚れてたよ。
がんばったね。
ほんとにかっこよかった。

…テミナ?お腹空いて…ない?

だめだよ?もっと食べなきゃ。
体壊しちゃうよ?」



「僕……

オニュと一緒じゃなきゃ、
お腹空かないんだ。


ねえ、オニュ、僕、今日はね、

オニュを想って踊ったよ。

…ごめんね、オニュ。
こんなのダメだってわかってる。
でも、心がどうしても、
言うこと聞いてくれない。
どうしようもないんだ。

僕、僕、
まだ、オニュのこと……」

オニュは、僕の口を手でふさぎ、
首を横に振った。

「テミナ…!
それ以上、言っちゃダメだ!」

手を振りほどいた。
言わなきゃ!
言わなきゃ、僕は、、、

「言わせて!?

お願いだよ。
聞いてくれるだけでいいから!
ね?

今日のステージ、
オニュのためだけに踊った。
オニュだけを想って、、、

僕、ずっと、ずーっと
苦しかったんだ、本当は。

オニュ、
僕は、まだ、心の奥では、
オニュを愛する気持ちから、
逃れられてなかったんだよ。

愛してるよ、オニュ…
僕は、全然かっこよくなんかないんだ。未練タラタラの、かっこ悪い男なんだよ。

でも、もう、終わりにするから。

もう、僕、燃え尽きたよ。」


「ううん、テミナ…

テミナは、すごくかっこいい!!

許してくれ、

君をこんな目に、
悲しい目に合わせて…

本当に…ごめんな…」


オニュ、泣いてる。

ごめんね、こんな、
重荷になっちゃって。
こんなつもりじゃないのに、
あなたを泣かせたくないのに…

オニュ、お願いだよ、泣かないで…

オニュには、
泣いてほしくないんだよ、僕。
いつも幸せでいてほしいのに…

僕のせいで…
ごめんね、ごめん……。



「本当にこれで、最後だ。」


オニュにキスした。

オニュも…答えてくれた。


ああ、オニュ。
僕は、あなたを心から愛してるよ。

でも、もう、過去にするから…

この最後のキスを
僕は忘れない。



思い出にするから、

今度こそ、前に進むから。

自分のためにも。
ミノヒョンのためにも。

僕は、オニュの腕の中で、



意識が、、、朦朧として……


…真っ暗だ、、、、





Side ONEW


キスしてわかった。

テミナ、熱がある!

それもかなりの高熱だ。

テミナの体から力が抜けて、
崩れ落ちた。

誰か、誰かいないか!?



「誰か!来てくれ!
テミナが倒れた!」


ミノがものすごいスピードで飛んできた。

「熱があるんだ、かなり高い。」

「テミナ、しっかりしろ!!」

「キボミ~!大変だ!」

ジョンヒョンがキボミを呼んできた。

「すごい熱!早く病院に連れて行かないと!タクシー呼んで!」



ミノがテミナを背負い、タクシーに乗り込む。

「ミノ…」

「オニュ、話は後だ!」

「テミナを、、、頼む!」

「お前に頼まれる筋合いはない!
俺のテミナだ!!俺の恋人だ!

運転手さん、一番近い救急病院へお願いします!」


ミノとテミナを見送る。


「オニュ…大丈夫?」

「キボミ…!俺、俺……」

涙が、後から後から流れる。

キボミは俺を抱きしめた。

「お疲れさま、オニュ。
今日はカッコよかった。
最高だったよ。

なにも言わなくていいから。
わかってるよ。
 
大丈夫、大丈夫だから。」

俺は……

キボミを力いっぱい抱きしめた。

「キボミこそ……!

遅くなったけど…

おめでとう、キボミ。
ショーもライブも
大成功だったね。

世界一カッコいい、俺の恋人だ!」


涙が止まらなかった。