柚木のいいわけ -7ページ目

某氏へ私信

「女性を連れこむのに最適なカーテンとは?」
難問です。

まず、この問題は二つに分けられます。

連れ込むのを容易とするための最適化。
連れ込んだ女性をもてなすための最適化。

たぶん、我々が直面した問題は前者だと思うので、前者について考えます。


しかし、色彩が女性心理に与える影響を含め、前提となるデータが(とくに信頼するに足りるものは)僕には決定的に欠けています。
なので、演繹的にこの問題に答えを出すのは僕には難しいです。

そこで、「実際連れ込めた例」を観察し、帰納法的に回答を出したいと思います。

これはなかなかいいアイデアでした。
僕の経験例は大した件数ではありませんが、
成功時のカーテンにある共通点を見つけましたのです。

それは、カーテンの色がケバいことです。


連れ込みに成功した場合というのは9割方、ラブホテルに移動します。
そして、ラブホテルの9割がケバいカーテンを使っています。

つまり、少なくとも8割の成功例ではケバいカーテンのある施設に連れ込んでいるのです。

原因結果が逆転している、因果関係がないという人もいるでしょうが、
イチローですら四割を打てないのがこの世界です。
この「8割」という数字には意味がある、と結論できると思います。



最初の問いに戻ります。
女性を連れ込むのに最適なカーテンは、ケバい色のものです。
そして、風呂はガラスばりのジャグジーに、ベッドはダブルに模様がえし、
更にカメラを仕込んだマジックミラーやアダルトチャンネルが映るテレビを設置し、
入口には口の堅そうなおばさんをひとり座らせ、
外装は電飾でかざり、めだつ看板を出し
明瞭な料金表をわかりやすい場所においてください。

そうすれば、黙っていても多くの女性が連れ込まれると思います。

名前は「ホテル あずさゆみ」というのはどうでしょう。まくらことば。なんちて。

機会があれば僕にも利用させてください。

では。



※ネタです。カーテン、何色がいいのでしょうね。

いちごつみ

してきました。食べ放題は頑張っちゃうからあんまりよくないな。

…じゃなくて、短歌遊び(?)の一種、「いちごつみ」です。「歌クテル」の企画に混ぜてもらいました。

名前は可愛いですが、実際はなかなかエクストリームな遊びでした。
歌クテル主催のA.Iさんをして「修行」と言わしめるほどに。



ざっと知ったかぶりをすると、いちごつみとは、
『前の方が詠んだ歌から「一語」をもらい、即詠』を何人かで順番に、という遊びです。
(しりとりの短歌エディション言葉版って感じでしょうか)

二人が連続で同じ語を摘むのはダメ、活用はok。

難しいのは、前の人が詠んで五分以内に次を詠まなくてはならないという点。

もちろん、詠めなくても追放とか連作掲載権剥奪とかはないのですが、みなさんほとんどが五分以内に詠まれるのでプレッシャーです。


当たり前ですが、五分というのはスッゴい難しい。
300秒で31文字だから、10秒に1.1文字で2文字余裕がある、はず、なのに。


僕のばあい、普段一首15~30分くらいで詠んでるので倍速モードでも追いつかない。シャア専用モードでもギリギリ。ええい!


最初は待ってもらいまくりのペース乱しまくり。
二日目にようやく、いつもと同じ筋肉じゃだめだと悟り、摘む言葉から浮かんだ景色やらイメージを言葉に置き換える手法にチェンジ。

それでもギリギリだわ、飲み会帰りだったのでちびちび飲んでたらずっしりキててべろべろにぐずぐずで順番を間違えるわ。

そんなわけで、

ルールはわからず、
初日は夜中来て急に抜けて、
二日めはスペシャルゲストに野口さんがいたのに遅刻して、
三日めは遅刻した上にさっさと帰って、

ご迷惑かけまくりでした
(三日目に僕の後ろの番だったkさん、時にごめんなさい。やりにくかったと思います。)


そんだけ自由を満喫してたらあたり前なのですが、
最初は緊張していた僕も、気さくな皆さまのおかげでたのしくのびのびと詠めました。

色んなフレーズやイメージを掘り起こしてもらえたり、
普段あわない歌人さんとお喋りできたり、
それはとてもエキサイティングな経験でした。
(「いいえ、それはトムです」って感じの文章だが、アドレナリンがじゅわー、と出た感じを想像して頂きたい)


仕切りをしてくれたA.Iさん、やこさん、本当にありがとうございました。
また機会があったらお願いします!


…と、初々しさを出すことで、いちごつみで詠んだ歌に対する厳しい追及をさけるという変化球ないいわけ、以上。
それにしても本当に楽しかった。リアルでやってみたいが、友達がノッてくる可能性は、まず、ない。

題意についてお詫び

何も知らない方には非常に不快な文章をアップする事になります。

私は今日の2月15日の昼前、携帯向けサイト「モバイル短歌」で題詠の出題をしました。
(このとき、出題された旨と題、及び題意が携帯メールとしてモバイル短歌会員に配信されます)

この題意のなかで、私は歌人の枡野浩一さんの短歌を引用しました。
まず、この引用において枡野さんの「枡」が「桝」になっていた事を枡野さんに心からお詫びを申し上げます。


次に、引用行為自体について多少釈明させていただきます。

私が出題した題は「二月十五日」というものでした。
これに付随して配信した題意の趣旨は、
「2/14が(善悪問わず)ふざけた日であったという前提に(つまり、つまらない冗談を契機に)明日である「二月十五日」を詠んでほしい。二月十五日をモチーフにした歌ならば、その内容はどんなものでも構わない」
という旨のものでした。
(実際の配信の表現方法がくだらない、このような趣旨がわかりにくいといった点は私に種々のセンスが欠けている事に因ります。)


つまり、あの引用は僕にとっては歌意を説明するものであると同時に、「ふざけた今日」を踏まえた「明日」を作品にまとめることの例として引用したものです。

これは必要不可欠なものであるとは言えませんが、みだりに(特に作品を貶めるような趣旨では決してない)行ったものではありません。

とはいえ、とても誉められるべき行為ではありません。
以後、このような出題は一切行いません。
少なくはないであろう、不愉快に思われた方々(枡野さんご本人も事実を知れば不愉快になられるでしょう)に深くお詫び申し上げます。

さらに、「題意に具体的作品を挙げることは作歌のイメージを狭めるもので不適切である」とのご指摘をいただきました。

まさにご指摘の通りで、たとえ名歌でもそれを押しつけるような行為をした事を今更ながら恥じております。
モバイル短歌会員の皆様にお詫び申し上げます。


非常に不躾で要領を得ない文章で申し訳ありません。
改めて、枡野浩一さん、モバイル短歌会員のみなさま、モバイル短歌管理人のカモンさんに心よりお詫び申し上げます。