千葉県のとある公立高校の吹奏学部♪

ご縁があって今年もコンサートへ
いつもならばクリスマスコンサートだが…
今年度は一足はやいインフルエンザ大流行により日程変更となり新春コンサートとなった

こちらの学校の吹奏学部、少人数編成ながら
昨年度まで顧問をお勤めだった先生のもと
代々沢山の生徒さんが青春の汗と涙を流してきた
代々とても清々しく素敵な演奏を聴かせてくれている

今年度4月、人事異動により顧問交代が余儀なくされ
音楽専門家の先生から新米社会科教師の若僧へ顧問のバトンが渡された

新米社会科教師の音楽の経歴は…
幼児期学童期のピアノのおけいこ程度
中学時代はクラス合唱の指揮者程度
高校時代はマンドリン部軽音パートjazzベースギター担当
大学時代はその大学では完全に浮いたロッカーファッションに身を包んだインディーズバンド☆ベーシスト
全く吹奏楽など素人…
コンクール金賞の力ある部のバトンを受けるとは無謀すぎる…
恐らく生徒さんも保護者の方々も関係者総ての人が不安で一杯だったことか…



しかしこの一年、何とか新米顧問はクビにもならず何とかタクトをふらせてもらえた

周りの沢山の方々に支えられ、生徒さんたちにまでも…きっと支えられていたに違いない

三年生はこのコンサートが最後♪引退
素直な演奏、素敵な演出、若い清々しい生徒さんたちを観て本当に清らかな気持ちにさせてもらった

終盤の部長あいさつ
演奏しながら背後に三年生部長の言葉を受け…
新米素人顧問
タクトを振る後ろ姿、細い肩が震えていた


教師になって三年
家を出て三年
滅多に家にも帰らず
連絡も途絶えがちな日々

彼女の後ろ姿を見つめる私も
こらえきれず涙が溢れた…

多忙ながらいい日々を過ごしているなと…
言葉は交わさずとも
想いは行き来した気がした


この瞬間へ導いてくれたすべてに感謝☆
幸せな娘1号の姿でした…

ありがとうございます

そしてお疲れビックリ



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