大阪に帰ってきてからというもの、学生時代や会社員時代の先輩・友達との会食がつづいていて、ケビンの存在感が少しづつ薄れているのも事実。
そんな時、電話が鳴った。
ロンドンに発つまえは、このまま親密になるのかもしれないな・・・なんて思っていたオスマン。日本在住暦15年、日本語ペラペラのおじさん。実は私と5歳くらいしか変わらないらしいけど、中近東の人ってどうしてこうも老けてるんだろう。
「もしもし?久しぶり!」
「お久しぶり。どうして日本に帰ってきたこと知ってるの?」
「知ってるよ、昨日心斎橋にいたでしょう?」
「見かけたの?声掛けてくれたらいいのに。」
「友達と一緒だったでしょ。今ナニしてるの?」
「今から家でサッカー見るの。」
「僕のところで見ようよ。」
「観ないよ。もうキックオフだもの。動きたくない。」
「じゃあ俺が行くから。」
「私の家、どこか知らないでしょ?」
「会いたくないの?」
ほら、きた。彼はそ~ゆ~つもりなんだよね?
「またお店にいくね、今日はもう始まったし・・・」
「じゃあ、終わったら会おう。」
「夜中じゃない。寝る。」
「わかった。じゃあ、また。」
切っちゃった・・・なんだ、こいつ?私に惚れられてるとでも思っているのか?
こんな会話じゃ落ちる相手も落ちないよ、もっと恋に酔わせて欲しい!