ホステスをしていてよかったこと。


見聞、人を見る目が養われたことです。

お酒が入るとお客様の本質、深い部分、その人の人間力が垣間見えます。


「この人はなんか大人しいし楽しくないのかなぁ」ってお客様が、お酒を飲むと饒舌になり楽しい事が大好きな人だったり、普段明るくサービス精神が旺盛なお客様が、実は闇を抱えていたり、表面だけでは見えないその人の本質に気づき、お客様のペースに合わす事、寄り添う事が大事なんだと気づかせてもらえました。


普段、何気なく人と会話をしていて、何か違和感があったり、本音で話してないなと感じたりする時があります。


ベロベロに酔っ払ってる人って本音で話すから、呂律が回っていなくても、私の心に刺さったりします。

確信に突いた話も、自分の言葉で、素直な感情で話せるお客様はほんとにステキです。


建前は社会人として必要なスキル、配慮ですが、うわべのかっこいい語彙力を並べたてられるよりも、人間臭いお客様に魅力を感じるし、人間味のある、味のあるその人にしか出せない魅力は、多くのホステスが好む人柄だと思います。


お客様=お金と見ているのがほとんどのホステスだし、それも否定はしないですが、お金に勝るその人の人間味はお金には変えられません。