九月十日の詩舞のお稽古をしています


「東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」


九月十日   菅原道眞

去年今夜侍淸涼 
秋思詩篇獨斷腸
恩賜御衣今在此
捧持毎日拜餘香


去年の今夜淸涼(せいりょう)に侍す(じず)
秋思の詩篇(しへん)獨り(ひとり)斷腸。(こっちょう)
恩賜(おんし)の御衣(ぎょい)は今此(いまここ)に在り、
捧持(とうじ)して毎日餘香(よこう)を拜す。(はいす)



発表会は12/1県立文学館ステージ
娘が和歌の部分を舞い私が詩吟の部分を舞います
以前の「富士山」と違い菅原道真公の思いや感情表現が大変難しいです


しほんちゃくしょく  ととうてんじんぞうず
紙本着色  渡唐天神像図
慈雲寺

学問の神様である菅原道真公を
武田信玄公が描いたものとして伝えられています(室町時代に描かれたとされている)

「渡唐天神」とは菅原道真公が一夜で中国に渡り禅を学びその奥義を会得したとするもので唐の服を着て座る足下には天神の象徴である梅の枝を描いてあり一般的な渡唐天神図とは異なります上部には、快川国師の賛と落款があります


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