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スイカとメロンどっちが好き?
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愚問です。
断然スイカ! スイカ!! スイカぁぁぁ!!!
スイカ無くして何の夏か!! スイカを差し置いて何が夏の果物か!!!
暑い夏の一日。入道雲と背比べするようなヒマワリ。
タライに水を張って日陰で冷やしたスイカ。
そしてそれを真っ二つに切ったときの、ぶつり、すとん、という感触。断面の朱。
縁側に立て掛けた簾の下で足をぶらぶらさせながら櫛型の塊にかぶりつき、
口元に垂れる果汁を首に掛けたタオルでぬぐう。
そのみずみずしさと甘味は、汗をかいて熱った身体にあっという間に染み込む。
日本の夏にはスイカがとてもよく似合う。そんなスイカが好きでたまらない。
別にメロンが嫌いなわけではありません。
メロンのまろやかで上品な甘味は、スイカとはまた違った魅力に溢れています。
ただ、私にとってのメロンの魅力とは、スイカのそれには遠く及ばないものなのです。
とある人の話ですが、
二つに切ったメロンの種をくりぬいたくぼみに、洋酒を掛けて食べたそうです。
そしてこれは私の想像ですが、それは冷房の利いた室内でのことだったでしょう。
残りは、皮と実の間にナイフを入れ、一口サイズに切れ目を入れてから食卓へ並んだことでしょう。
つまり何が言いたいかといいますと、
メロンはね、それにまつわるイメージが上品なんです。スイカと違って。
片田舎で育った私には、メロンという果物は非日常に感じられるのです。
どちらも農家の方が汗水垂らして心を込めて作ったものに違いはありません。
愛情がたっぷり詰まった、まあるい果物です。
ただ、どちらが好きかと聞かれたら、私は迷わずスイカと声を高らかに答えます。
スイカが嫌いな人は私を呼びなさい。
あなたのスイカをひとかけも残さず食らい尽くしてやる!!!
私が食べ終えたスイカの皮には、赤い部分は残りません。
果汁の一滴も残しません。
それが私のスイカに対する愛情表現。
今年も私はスイカを食べる。