いつもお願いするヘアサロン。友達の旦那様がやっているのですが、2席しかないので大勢にまみれて変な顔する必要もないし、(ヘアサロンの鏡に映る自分って誰にも見せたくないのよねっ)丁寧だし、すごく気に入ってるんだけど、地元にあるものだから・・・当然高校の同級生が来ている、ということもあるわけです。



この間も



「ねぇ●●ちゃんって覚えてる??」



「えっ?全然わからない・・・」



・色が白く 

・ハーフみたいな

・かわいらしい


●●ちゃん。だそうですが・・・ 部活もやっていなかった上に、そんなに噂話好きでもなく、人の目を気にして過ごした時期でもなく、群れるのが嫌いで・・・自慢じゃないけどそんな高校時代を過ごしたわたし。大体ハーフってどのあたりの香りを残したハーフなのさ??



覚えている人ってかなり限られています。年上の人とばっか遊んでいたような・・・



「でも●●ちゃんは、ようちゃんのこと知ってたよ?メイクの好きな子でしょう?って言ってたもん。」



そう、それあたし。メイクしている子が皆無だったうちの高校。雑誌を見て俄然メイク魂に火がついて、休み時間は友達のメイク(主に眉毛描き)ばかりしていました。トイレか眉毛描き。高3になったらアイシャドウとかも。



「えー・・・ わかんない。」



雑誌に目を落とすと、旦那、苦笑。だってー。記憶を辿る糸さえも見つからないんだもん。考えても無駄さっ。でも。その後奥さんであるわたしの友達(高校の同級生)がカラーに来て喋ってたら閃いたキラキラ



「ひ・・・ひょっとして ゆーこ(仮名)と仲良しだった子??」



「あー 多分そんなこと言ってた!」



ゆーこはクラスメイトで仲良しだった女の子。良く憶えています。でも・・・●●ちゃんって、そんな特徴だったっけ??お目目ぱっちるのハーフ??えーっ そんな顔だっけ??(←思い出したとは言わない)



「そんな顔じゃないよー・・・あーっわかった、いじったんだよ!」(←失礼)



「えええ。。。そうかなぁ・・・??」



自分の記憶の曖昧さを棚に上げ、とっととぼんやり浮かんだ顔を整形という決め付けで正当化して話を片付ける。イヤな女だ 笑 その後高校の思い出話に笑い転げて目の周りをマスカラだらけにして帰ったのですが・・・



わたしも誰かにそんな風に思い出されているのかと思うとぞっとしますドクロ