2日 花組さん 3年ぶりの東京新人公演
ご縁あって 観ることができました。
感想は また 別記事で
新人公演のチケットは
今は本公演より手に入りにくくなってしまいましたが
かなり前~若かりし頃は もう少し気軽に観に行くことができていたような
ほぼ新人公演も観ることができた時代に
新人公演を観ると
「ああ 本役さんて 上手いんだなぁ。。。」と あらためて感じ
そして 新人公演以降の本公演のお芝居が 上級生下級生どちらも
「ん?変わった⁉」と 感じることが多かった記憶
そのことを今日観て 思ったんです
「ん? 変わった?!」
以下 ご覧になっていない方には 申し訳ありません・・・の感想メモ
一番感じたのは 双頭の鷲の場面
「マリーと別れろ」と皇帝に言われてからの
「お断りします」
「・・・お前を皇太子の籍から抜く」
「結構です・・・・」←このあとの「間」が 長くなって
「・・・私は長い間 自分が有能でありえると思っていた」
「だが この帝国の中では役にたたない」← ここのセリフのトーンと表情の憂愁が ↑↑↑
好きなセリフ故 あ! 違う! って いい意味での記憶とのアンマッチ感
同じように アンマッチ感 ↑↑↑だったのが
ルドルフを捕えに来たフェルディナンド大公に呼びかける
「フェルディナンド大公!(←ここが すごく 力強かった)
彼にハプスブルグを託して帰ることのない旅に向かったんだなぁと(T=T)
プラーター公園の場面
下手に移動してからのルドルフ
以前は ソフィと絡んだり モーリスと絡んだり で楽しそうだったのに
今日は どこか 遠くを見ているような 何かを思い詰めているような表情があって
それを振り払うように ジャンとフェルディナンドと踊りだす ように感じ
そのあと ミッツィと踊っているのは
最初に心中をもちかけ(断られた)たのは ミッツイだったということを踏襲してる?だし
マリーが エリザベート皇后と会ってしまったあとで
「・・・あなたのことを愛していらっしゃるのね」というマリーの言葉に
「そう よかった・・・」の ルドルフの表情が
嬉しそうではなく 哀しそうに映ったのは
ルドルフはママに愛されているという気持ちが無いから
そう感じる私の感じ方 はおかしい?でしょうか ね
指輪をマリーに渡して
「死ののちまで愛によりて結ばれん」←マリーの言葉を聴いている
マリーを見つめているルドルフの表情が
本当に悲しそうで 寂しそうで ああああああ。。。(T=T)
他の場面でも
笑顔の前に ふっと翳りがはいったり
目線が 冷たかったり
常に「闇」がルドルフの周りに まとわりついているような
そんな 空気をいっそう強く感じました
自暴自棄の酒場の場面
零れ落ちた涙が 鼻筋に きらきら光って
今日も その流れる瞬間を見てしまったし
マリーの頬も 涙で光ってて
それを指で そっと拭うルドルフの指先の美しさ
今日は
遺書を読み始めてすぐに ジャンの目から涙が落ちる その瞬間を見てしまい(T=T)
寝かしつけ~最後の瞬間まで オペラグラス がん見ですが
あれ オペラグラスのピントが合わない?! のは
私の目が うるうるしているせいでした (T=T)
ショーは いっそう華やかで 甘やかで 洒脱で かっこよくて 色っぽくて 可愛くて
美しくて もうお腹いっぱい
ニューヨークの場面は 柚香さんの銀橋渡りの時 手拍子が定番になりましたね
今日で公演も折り返しです
(私のチケットも 折り返し ですw)
中止になることなく ここまで来ることができた!
あとは 目指せ 完走! です