私もそうですが、このタイトルに期待をしていた人は少なくないはず！
というわけで予約初日に並んで買って早速プレイしてみました！
一通りプレイして全クリしたのでいい点と悪い点、その２つをふまえてレビューを書かせていただきます
結構長文になってます
良かった点
◯アクション性が高い
ゲームをプレイしてまず初めに思ったのが、アクションが得意な人向けのゲームだなーって思いました
基本的にステルスで行動し、敵の背後から近づいてステルスキルをするのが基本的な敵の倒し方になります
ホラゲーにステルスキルが登場していいのかな？って疑問に思いましたが、これがホラゲーに今までなかった要素でもあり、私個人的には好きでした
ホラゲーといえばどこからともなくクリーチャーが湧いて襲いかかってくる→敵の数にハラハラドキドキという流れが結構多いですが、今作はステルスさえしてれば敵に囲まれることはありません
無条件で敵に発見されるイベントを除けば、メタルギアや、ラスアスをやり込みまくった人はステルスキル無双ができてしまうかもしれません
ホラゲーに高いアクション性は求めてない！という人にとってはふまんかもしれませんね
◯マップの探索をするのが楽しい
次に皆さんが気になっているであろうマップの広さですが、そこまで広くはないです
ただ結構細かいところまで作りこまれていて、基本的に野外の場合はほとんどの民家の中に入れます
そこで弾薬をかき集めたり、回復アイテムを集めたり、コインロッカー？の鍵を集めたり、スキルのレベルアップに使う青汁みたいなものを集めたりと、なかなか狭いながらも探索の要素はあるなぁーっと思いました
そういったものを探索していくと結構な時間がかかると思います
サイレントヒルダウンプアみたいなオープンワールドを期待している人はがっかりしてしまうかもしれませんね
◯主人公のスキルの育成の幅が広い
主人公のスキルレベルを上げるのに、瓶に入った緑色の液体を集める必要があります
敵を倒した際にもドロップしますが、探索すれば結構集めることができます
そして、主人公のスキルレベルを上げていくのですが、このスキルが結構細かいところまで育成することができます
例えば体力の最大値、ダッシュできる長さ、銃弾の最大所持数、銃の威力、精度、リロード速度などとにかく細かいところまで育成できます
やり込めば、やり込むほど主人公が強くなります
その人のプレイスタイルにあった主人公に育て上げることができるのは、このゲームのいいところのひとつと言えるでしょうね
悪い点
◯ストーリーの意味が把握できない
このゲームの内容をゲーム雑誌などで見た限りでは、ある精神病院で院内のすべての人が死ぬという事件が発生→警察が駆けつける→今度はその警官と連絡が取れなくなった→その病院に調査のために主人公を派遣
という感じでした
これを聞いたときは、精神病院の中でその事件の真相を解明していくゲームという感じで期待していましたが、これが全然違いますw
はっきり言って意味不明なストーリー展開の連鎖が続き、病院の中も満足に探索できず、野外や市街地といった病院とは関係ないところが登場してきます
挙げ句の果てには、主人公が「一体どうなってるんだ？」という始末wいやこっちが聞きたいわww
普通に病院の中を、行きたいフロア、行きたい部屋など自由に探索して、事件の真相に近づく情報を集めるような内容だったら良いのになぁと思いました
ストーリーとしてはサイレントヒルに近い感じですね
サイレントヒルが好きな人でも少し理解するのに苦労する内容だと思います
ストーリーにはあまり期待しないほうがいいです
◯難易度が高い
このゲームは結構難易度が高いゲームになってます
その要素となるものをあげていきたいと思います
1.銃弾の数がとにかく少ない
拳銃やショットガンがあるのはいいですけど、スキル上げなければ雀の涙ほどの弾薬しか所持できません
最大所持数の少なさには笑いが出ますw
銃弾はっけんラッキー！って思って近づいてもFULLとなり限りなく少ない弾薬しか持てなません
何百という弾薬を持ち歩けるようにしてほしいわけではありませんが、もうちょっと持てそうな気がしますw
ポケットにでもいれればもっと持てるでしょ？って思うくらい少ないですw
スキルレベルをあげて最大所持数底上げしてもバイオみたいに銃メインで戦うことはできませんね
2.敵の攻撃力が異常に高い
敵がたくさん出てくるにしては、単発でのダメージが大きすぎます
パンチされただけで4分の1はライフ削られます、こっちが銃弾尽きて格闘で戦ってると、敵も負けじとカウンターしてきますw
それでかなり食らうため、逃げて隠れてステルスキルという流れになってしまい張り合いがありません
また、手斧などを拾ってラッキーって思っても一撃敵を殴れば壊れてしまいますw
その代わりその敵は一撃死するという謎仕様ww
なので結局逃げゲーになります
瓶をひろい、敵の顔面めがけて投げて目くらまし→ステルスキルということも可能ですが、結局ステルスキルかよ！って思いますねww
ボスクラスの敵は基本的に一撃死持ちですので、近づくと捕まって一撃でコンテニューになることが多いです
難易度を最大にするとノーダメ必須という気畜な仕様になってるらしく、トロフィーコンプは結構難しそうですw
3.ダッシュできる時間が極めて短い
逃げゲーなのに、敵から逃げようとすると5秒くらい走ったところでハァハァくたびれて、その場で呼吸をハァハァ整えます←モンハン状態
普通の人間ならありえない距離でありえないほど疲れてますw
スタミナゲージの最大値もかなり低いし、うまい具合にスタミナゲージ調整しながら走らないとボス戦では間違いなく殺されてしまいます
これはかなりの不満要素ですね
◯屋内に入れば基本的に一本道ゲーになっている
屋内を自由に歩き回り、自由に探索できると期待していましたが、けっこう一本道となってるのが目立ちます
その中でちょっと別な部屋に行きタンス調べてアイテムゲットみたいな流れになります
自由気ままに探索できるゲームではないのでマップに関して過度な期待は禁物です
総合評価
このゲームに点数をつけるなら10点中6点といったところでしょうか
今作に期待している人は多いと思いますが、その期待に応えてるかどうかは、そのプレーヤーの好き嫌いによるという難しいものとなってます
アクション性が高いため、恐怖感は薄れてしまっています
ホラーゲーム主体というより、アクションゲームの要素が高いホラーといった感じです
グラフィックはそこまで美麗なものではありませんが、独特の世界観を実現させるにはちょうどいいかなと思いました
操作はすぐ慣れると思いますが、ゲーム全体の難易度が高い詰みゲーになっているというのと、ストーリーの意味不明さには不満が残りますね
買ってよかったか悪かったかといえば私は買ってよかったと思いますし、続編が出るならば間違いなく予約して購入したいと思います
そういう独特な雰囲気を持ったゲームですので、1度プレイしてみる価値はあると思います
制作側は次世代ホラーを意識しすぎたかな？と思います
アクション主体のホラーという新しいチャレンジはいいと思いますが、なかなか万人受けは難しそうですね
わかりにくい表現のレビューとなって申し訳ありません
皆さんのゲーム購入の参考になれば幸いです