7月は母の誕生日月。


母には毎年

現金1万円と一緒に買い物に出かけ

服とか靴とかをプレゼントしていた。


プレゼントを渡す時の、

母のパァーッと明るく喜ぶ顔ニコニコ音譜

が好きだった。


私の誕生日も7月だから、

その日は母が私にプレゼントにと

お小遣いをくれて、結局 交換みたいな

事になっているけど、それでもいい、

気持ちが嬉しかった。


2018年までは母は私の誕生日を

覚えてくれていた。

2019年は、初めて母からのおめでとうが

なく、その時にはお金の執着が酷かったので

「なんで 私がお祝いしないとダメなんよ!」

と言われそうで、聞きたくもなかったので

私の誕生日を誰も母に言わず、

何もなく終わった。


友達からのおめでとうメッセージがあっても

なぜか ちょっと 寂しかった。

「ゆな、おめでとう」

母の明るい顔が、気持ちがこんなに

嬉しかったんだなーっと。真顔


グループホームに母が入り

毎年施設でお祝いをしてもらった。

私からもケーキをホールで

差し入れしたり、コロナで会えなくても

プレゼントを渡しにいったり。

母に似合う服を探す。

母が好きそうな食べ物を探す。

それだけでも、幸せだった。


去年はケーキを差し入れをした。

施設に確認をして 母のいる2階の

利用者さん スタッフさんの分も購入し

ケーキバイキングみたいに色々買った。

少しでも、母が食べれて 

楽しい時間を過ごせればいい。


今年の母は、ベットで寝ていて

天井を見て、エンシュアが食事で。


カップのアイスクリームと

ジュースをプレゼントととして差し入れをした。

母が今 唯一口に入れれる好きな物。


「お母さん 誕生日おめでとう」


嗚〜呼 やっぱり 泣けるな。

誕生日 お祝いをしてあげれる幸せ

してもらう有り難さ。7月は身に染みる。