もうすぐバレンタイン。
きっと東京のデパートには専用コーナーが設けられ、賑わっている事でしょう。
ヤフーニュースによると、最近は「自分へのご褒美」に「自己チョコ」を買う人も増えていて、そういう人たちは平気で一粒1500円のチョコ3粒セットなどを買っていくのだとか!!!
何だかんだ言って日本は豊かです;
アメリカではどうかというと。
アメリカのバレンタインデーは、主に男性から女性にプレゼントを贈り、カップルでディナーを楽しむ日らしいです。 プレゼントの内容はチョコに限らないため、デパート各店はバレンタインセールを行なっています。 レストランは大抵バレンタイン特別メニューとなっており、予約を取るのが難しいのだとか。そして、そのディナーは当然男性側の全奢り。
まぁ、日本のクリスマスの様なものですかね。
今年の2月14日は平日で、たまたま私はその日、聴講しているイタリア語の授業でプレゼンを行う事になった。
まぁ、日も日なのでイタリア発祥のバレンタインデーについて調べて書こうかと。
歴史は遡り、古代ローマ時代から続く伝統行事らしいのですが、調べているうちに
韓国のバレンタイン事情
がめちゃくちゃ面白い事を知ったので、ここに記します。
韓国も日本同様、バレンタインデーは女性から男性へ、告白の意味も込めてチョコレートを渡す日。
で、日本発祥の翌月ホワイトデーも同様に行われる。
ここまでは日本伝来の行事をそのまま行なっている感じ。
ところがその後。
韓国では毎月14日、何かしら○○デーと名前を付けて行事が続いてしまうのです!!!
4月14日 ブラックデー・・・独り身の人が黒い服を着て、黒い麺を食べ、ブラックコーヒーを飲む。
5月14日 ローズデー&イエローデー・・・カップルはバラを贈り合う、独り身は黄色い服でカレーを食べる。
6月14日 キスデー・・・公衆の面前でおおっぴらにキスをする。
7月14日 シルバーデー・・・カップルが銀製品を贈り合う。
8月14日 グリーンデー・・・カップルは森林浴に出かけ、独り身はグリーンという焼酎を飲む。
9月14日 ミュージックデー・・・カップルがクラブなど音楽のかかった場所で友人たちに恋人をお披露目する。
10月14日 ワインデー・・・カップルでワインを飲む。
11月14日 オレンジデー&ムービーデー・・・カップルが映画を見ながらオレンジジュースを飲む。
12月14日 ハグデー・・・身の回りの人とハグする。
1月14日 ダイアリーデー
・・・ふー。
忙しや。
経済活性化には若干役立つのかもしれないが、相手のいない人にとっては相当酷である。
ブラックデーには黒い服で麺食べてブラックコーヒー。食べ合わせは意味不明。
イエローデーなんてまさに罰ゲームである。
グリーンデーにはきっと居酒屋で自虐的な盛り上がりを見せるのだろう。
ハグデーにはセクハラに抵触しないよう、細心の注意が必要だ。
相手のいない人にとって酷ではあるが、
5月14日に黒い服着てる人=フリー!
6月14日に黄色い服着てる人=フリー!
・・・と、分かりやすくなっているわけで、フリーの人同士が出会える良いキッカケにもなっているのだとか。
で、
「出会いの行事を2つも作ってやったんだから、恋人を見つけて7月14日以降のカップル行事に備えなさいよ。」
といったところか。
いやー、プレッシャー。
ちなみに香港でもバレンタインデーは告白の日、の様になっているらしく、その日にプロポーズしたりする人もいるらしいのだが、
インターコンチネンタル香港では、ヘリコプターに”Will you marry me?"の表示を運ばせる、空中プロポーズプランを企画しているらしく、
そのお値段たるや・・・
HK$90,000=124万円!!!
こ、断れません。
保留にも出来ません。
あまり嬉しくなくても嬉しいフリをしなくてはいけません。
「気づかぬフリ」とか絶対出来ません(笑)
この様に、古代ローマで始まったバレンタインデーは、21世紀のアジアにおいてトンデモナイ姿で経済活発化を推進しているようであります。
サン・バレンチノもビックリでしょうね。
<番外編>
一ヶ月前位の話だけれど、ノイハウスの空き箱に手作りマカロン詰めてみました。
見た目、なかなか可愛い!
色んな色のマカロンを作ってカラフルに仕上げたら一丁前のプレゼントになりそうですね。