動物全般大好きな私。

小さい時にイタリアに住んでいた事があるため、その時に乗馬をかじった。

「乗馬」って日本ではすごくセレブなイメージがあるけど、イタリアでは日本人の子供が水泳教室に通ったりするのと同じ位、普通のスポーツだったのだ。


で、もちろん強烈に馬が好きになった。

優しい目も、高い体温の体も、独特のニオイも好きだし、何よりもあのすべすべした鼻が可愛くてたまらない。


今回フランスのガイドブックを見ていたら、シャンティリーという場所に馬の博物館があり、常時ショーをやっているとの事だったので行ってみることにした。


シャンティリーには、馬の博物館や競馬場の他、池に囲まれた可愛いお城がある。


yunのブルーミントン日記 シャンティリー城。

私たちは内部は見学しなかったが、中の庭園は広くてレストランやカフェも入っているそうです。

そこでは、「シャンティリークリーム」を使ったデザートが食べられるのだとか。

そう、シャンティリークリーム(生クリーム)ってこのシャンティリーが発祥らしいですね。


馬の博物館はこんな感じ。


yunのブルーミントン日記 正面入口。もう既に馬のカホリがプンプンと漂ってきます。


・・・というのも。



yunのブルーミントン日記 この博物館、内部に本物の厩舎を備えているんです。

こうやって何頭もの馬がのんびりとくつろいでいる姿を見ることが出来ます。

多分馬達は日替わりでショーに出ていて、オフの日の子はこんなにぐうたらと過ごしています。

どの馬房も結構広くて、藁がフッカフカにしてあって居心地がよさそうだった。



yunのブルーミントン日記 パロミノ種のポニー。


yunのブルーミントン日記 寂しがり屋なのか二頭一緒の馬房に入っている子達も。


yunのブルーミントン日記 たてがみが伸びすぎて邪魔そうなポニー。


yunのブルーミントン日記 おや??これは・・・ロバさんまで紛れています 笑



ショーは毎日二回行われており、

前半は

どうやって馬場馬術用の馬を調教するか

という解説付きの実演ショー。


後半は


yunのブルーミントン日記


yunのブルーミントン日記

馬やポニー達が音楽に合わせて実に上手に動く、ちょっとサーカスっぽいショー。


馬が音楽に合わせて踊っているような動きを見せたり、大型犬位の大きさのポニーがピョンピョン飛んで可愛い芸をしたり。


前半は解説がフランス語なので全然分からず、馬の動きも単調なので退屈する人もいるかもしれないが(T氏は爆睡していた)、後半は大人でも子供でも楽しめると思う。


芸が上手に出来た時など、飼い主(?)が馬を可愛がり、馬も得意そうにしている雰囲気が伝わってきて心なごんだ。



シャンティリー。馬か城が強烈に好きな人でないとなかなか足を伸ばさない町かもしれないが、パリの雑踏に疲れた時に訪れると人口密度の少なさと自然たっぷりの空間に癒されると思います。