今回はエプコットとディズニーアニマルキングダムのご紹介☆
まずはエプコット。
「フューチャーワールド」と「ワールドショーケース」がテーマのこのパーク。
ここに来るまで存在を知らなかったが、1982年、ディズニーワールドで二番目に出来たテーマパークらしい。
「フューチャーワールド」には、いくつかのアトラクションがある。
その中で面白かったのは
テストドライブ
という乗り物。
GM社協賛で、「車作成の際の試走」を体験できるアトラクション。
車の形の乗り物に乗って温度変化の中走ったり、ボコボコの道を走ったり、急ブレーキしたり・・・そして最後はオープンエアーを超速度で走る!
というもの。
最後の「超速度」が、気持よかった。
オープンカーを見て「いいな」と思ったことはないが、気候が調度良い日にスピードを出して乗るのはなかなか良いかもしれない。
「ワールドショーケース」は、大人が落ち着いて楽しめる感じの場所だった。
各国のブースがあり、その国の食べ物や飲み物、物産を販売している。
日本館にキティグッズが売られており、イタリア館でエミリオプッチの香水が売られている・・・等、
「ディズニーでこれ、いいの?」と思うようなものもある。
日本館はこんな感じ。
はい、五重塔出ましたー。 もちろん、でっかい「鳥居」もありましたー。 鯉が泳いでる池がありましたー。
これがきっと日本のイメージなんですねぇ。
お店としては三越が出店していて、何故か店内で「真珠貝から真珠を取り出すアトラクション?」が行われていた。15ドルで体験できる。
これ、水槽いっぱいにある真珠貝から客に好きなものを選ばせて係がこじ開け、
「はい、おめでとう。ありました、当たりです~。これは直径が○センチだから、○○ドルの価値がありますよ~」
と客を喜ばせるもの。
・・・日本では見たことありませんが・・・。
係のお姉さんは皆日本人なんだけど、日本人が外人に対して、外国なまりの日本語で
「Hello!!コニチワ~!!アリガト!!」
と大げさに大声でやってるの。。。
よくやるなぁ、と思った・・・見てるだけで恥ずかしくなっちゃうね。
んな感じの日本館でしたが、夕食で食べた「お好み焼き」と「チキンカツカレー」に
「うわ、日本だ、これは日本の味だ!!」
とノスタルジックに感動してしまった我々であった。
昼食はモロッコ館にて。
オリーブだのクスクスだの、豆だのが色々盛られて10ドル弱。ヘルシーで嬉しい一皿。
ディズニーアニマルキングダム。
このフェイクな木が、アニマルキングダムバージョンの「シンデレラ城」。この前で写真を取る人多数。
名前の通り、動物たちがテーマとなったパーク。
「動物園のすごいバージョン」と例えられるでしょう。
このパークにも幾つかのアトラクションがあるが、何と言っても目玉は「キリマンジャロサファリ」。
ジープに乗ってサファリを旅するこのアトラクション、見事に全ての動物たちを間近に見られます。
その他ワニ、カバ、鹿、ライオン、象 等々色んな動物たちがサファリエリアにいた。
印象に残ったのは、全てが「整然」としている、しすぎているっていうこと。
エリア内の地面は「芝生か?」と思うほど綺麗に整えられており、動物の糞も見なかった。
草食動物と肉食動物のエリアに目立った「柵」も見えなかったように思う。
動物たちはとても近く感じられるのに、恐らく絶対に「近寄り過ぎない」ようにはなっているのだろう。
あと、本来放し飼いにした場合、動物によっては体に泥をつけるのが好きだったりして泥だらけになるものなのに、ここにいる彼らはみーんな室内犬のように綺麗なのだ。
大人である私は、この状態を維持するための「裏側」を色々と想像してしまう。
「見えない柵」としての電気センサーがあるのかな?とか、定期的に麻酔銃で撃って体を洗っているのかな?とか。
「人間の好きな形の自然を作り、見せる」という所に、アメリカ的センスを感じる。
でも、子供が見るにはここのサファリは最高だと思う。
「汚い」ものは一切なく、「あれが見られなかった、残念!」という思いも絶対しない。
子供が「動物好き」になる取っ掛かり的にはとても良い乗り物だと思った。
サファリの他にも、色々と動物を見られるエリアがある。
ゴリラ達。この子はサービス精神旺盛。素敵なポーズを取ってくれていた。
ちなみにゴリラゾーンには子ゴリラもいて、走りまわって遊ぶ姿が可愛かった。
トラ達。他の動物園では大抵寝てばっかりいるトラだが、ここのトラは活動的に動いていた。
そして、この旅で最も印象的だったのがこのアニマル。。。
この種は全てのパークに共通して存在。
あちこちに「太りすぎの人間のための電動車椅子」が貸し出されている。長期ステイの人のために7日レンタルとかもあるし、中には「夫婦揃って電動車椅子」の人も。
そうやって歩かないからどんどん太るんだよっ!!
って誰か言ってやってくれないものか。
ちなみにこの「ネズミミッキーミニーの耳」。東京ディズニーランドでも衰えない人気を誇っているが、アメリカでも大人気。
日本だと若い子やディズニーオタクが中心的に着けているのに対し、アメリカでは中年も老人も男も女も胸を張って着けている。
もちろん、「車椅子使用者」も・・・。
巨体の上に乗る割と小さな頭・・・の上に乗る、めちゃくちゃ小さな耳・・・。
何ともシュールな光景である。