皆様、新年明けましておめでとうございます。

昨日年末年始大冒険からブルーミントンの家に帰宅しました。

数えてみたら何と21泊の旅!!

雪山から赤道直下から夢の国まで色々と渡り歩きすぎてそろそろ自分が何者なのかよく分からなくなってきた頃。

しばらくブルーミントンに腰を落ち着けて勉強や家事を頑張りたいと思います。


旅行中、ネット環境が良くなかったりしてあまりブログを書けなかったのでネタと写真がたまりまくっています。

大変だ~。


とりあえず今回は、スキー&スノボをしに訪れたカナダのMt.Tremblantについての紹介記事です☆



yunのブルーミントン日記


Mt,Tremblantは、モントリオールから車で1時間ちょいの所にあるスキーリゾート。

モントリオールからの送迎、ホテル、リフト券、ボードレンタル、レストラン...etc 全てがきちんとシステマナイズされているため、カナダ初心者にとって訪れやすい所だった。


村&リフト券はセット売りされてて、山の麓にあるホテルに泊まり、「カブリオレ」と呼ばれる無料ゴンドラでスキー場まで移動する。



yunのブルーミントン日記


スキー場はこんな感じ。

yunのブルーミントン日記

ちょっと雪不足で、常にパウダースノーを楽しめたわけじゃなかったけど、日本と比べると断然空いてるしコースも広くて気持ちよかった!

雪山に行く度に、スキーをしようかスノボをしようか迷う私だが、今回は4日間あったので2日スキー、2日スノボ。

両方共レンタルしたのだが、スキーはSALOMON、スノボはBURTONのものを貸してもらえてテンションが上がる。


カナダの雪山で特筆すべきは・・・


みんな上手いっ!!!


ということ。


とにかく、ゲレンデに下手くそがいない。

※たまーに「ド下手」な集団がいると思ったら大挙してゲレンデ脇の最高級ホテルに泊まっていた中国人だった。


子供からおじいさんおばあさんまで皆が綺麗なフォームで、かなりのスピードで滑っている。

日本でもたまに「やたらスキーが上手い中高年」が存在するが、彼らって大体、板をピッタリ揃えて曲がる度にストックをピョンっとつく、いわゆる「前世代の滑り」をしてるじゃないですか。

カナダ人の中高年は、ちゃんとカービング仕様に滑りを変えちゃってるんですね。これには感心!


日本ではスキー板を履かせたらたちまちゲレンデ暴走族と化する私であるが、カナダ人じいさんのスピードに全然追いつけなかったのにはビックリだった。。。



スノボをしている人は全体の3~4割だろうか。

子供~40代位の人たちの間にバランス良く存在していた。


日本ではミーハーな若者は皆スノボをするので、ゲレンデはオシャレなウェアをまとった「スノボ初心者」で溢れかえっている。 そして、上手い若者は皆こぞってコース脇の傾斜でジャンプをしたり、グーフィーを決めたり・・・と技を披露。初心者女子に「ゲレンデマジック」をかける。(注:オシャレウェアでスノボが上手けりゃ、誰でもカッコよく見える、という意)

それに対してカナダのボーダーはさほど格好を気にしていない様子。そしてワザの練習はせず、ひたすら超スピードで「普通」にコースを滑っている。「飽きないのかな?」と思う程、ただひたすらと。


スキーでもスノボでも、全体の8割以上がヘルメットを着用してるっていうのも新鮮だった。

安全意識が高いんでしょうかね。



yunのブルーミントン日記


村は綺麗にクリスマス仕様。

yunのブルーミントン日記

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ここの村にはいくつもホテルがあるのだが、どこもHot Spa(温泉?)を備えていた。

まー、日本の温泉みたいなものではなく、水着着用で入る屋外ジャグジーみたいな所なのだが、これがなかなか気持ち良い。

お酒を持ち込めるので雪見しながら飲めるっていうのもオツ。


yunのブルーミントン日記 ※)カブリオレから望遠レンズで盗撮。水着男性が三人、酒盛りしながら雪見Hot Spaしてます。



ある日、ホテルのHot Spaに入りに行ったらなかなか面白い光景が見られた。

白人男性が中南米系の顔の女性をしきりにナンパしているのだ。 おそろいのビールを飲んでるって事から初対面ではないだろう。しかし、話の内容が「自己紹介」的な感じだったため、まぁ昨日今日に出会った感じでしょう。 結果どうなるかが気になって、T氏と温水にのぼせながらずっと経過を観察。

白人男性のナンパの仕方は妙にラテンの香り。イタリア人かと思いきやイタリア訛りではないので何人だろう?と思って話を盗み聞きしていたら、アルバニアという単語が出てきた。フムフム。アルバニアっていう事は、宿泊客ではなく、リゾート内どこかにいる従業員系か?! ちなみに彼の母はバレエのダンサーだったらしい(どーでもいい。)


女性の方もはっきりと「まんざらではない」様子。分かりやすく「シナ」を作っている。こちらもやはり中南米、ラテンの香りがした。水着着用のHot Spaとはいえ、「風呂は風呂」なのに、ご丁寧にバッチリメークにジャラジャラとアクセサリーまでつけている。これは相当「まんざらでない」。


「のぼせた?」

「う~ん、ちょっと熱いの」

「出たい?」

「えー、どっちでもいい。あなたは?」

「オレが先に聞いたんだよ。君は出たいのか?」


といったようなウダウダとした会話を盗み聞きしつつ、笑いを噛み殺す私達。

T氏は、この瞬間、ここ一週間で一番楽しそうな顔をしていたのではないだろうか。


30分位ウダウダした挙句、彼らは「18時頃から友達と飲みに行くから、その時また会おう」と話をまとめ、解散した。


彼らが解散する5分程前には、フランス人のゲイのカップルが入ってきた。

二人共外人には珍しい程の痩せ型。特に「女役」の方は、骨格もとても華奢で、腕も細かった。

二人で楽しそうなのは良いのだが、水に潜ったり、近くに積もってる雪の投げつけ合いをしたり、飛び込んだり・・・とうるさくて若干ウザい二人であった。



んな感じで、

アルバニア人と中南米彼女のひと冬の恋の結末が気になりつつ、私達はMt.Tremblantを後にし、赤道直下のエクアドルへと旅立つのであった・・・。