サンフランシスコお買い物ツアーへと旅立っていったS夫妻と別れた私達。

ラスト一日を、Sonoma観光に使う。


Sonoma地方は、いわゆるNapa地方をそのまま西に移動させたような立地で存在する。


特徴としては、

・小さなワイナリーがひしめきあっている。

・ナパよりも寒冷な気候のため、ピノノワールを多く栽培している。

・試飲代が安い。$10とか無料とか。

・素朴なワイナリーが多い。

・小さな道が多く、交通の便が悪い&道がわかりにくい


という感じだろうか。

ナパは、大富豪達が創り上げた大観光地!っという感じの場所が多くあるが、ソノマにはあまりない。

私的にはこっちの方が「ワクワク」する感じがした。


で、「次はどこだ!」「次はここだ!」とワクワク生き急ぎすぎ、写真すらほとんど撮っていないっていう事態に気づく(笑)


仕方がないから買ったワインの写真を元に、文章のみで旅行記を書くことにします。



yunのブルーミントン日記 白ワイン達。ソノマ産は、一番左端のRoesslerのシャルドネと、右端のBallettoのシャルドネ。

yunのブルーミントン日記 ピノノワール達。左からRoessler、PapapietroPerry、SIDURI。


yunのブルーミントン日記 右から2つ目。Gloria Ferrerのスパークリング。



・Gloria Ferrer


ソノマの南部にある。

「やっぱ朝一はスパークリングでしょ!」と訪れてみる。


試飲セットは設けておらず、一杯2ドル~8ドルで好きなものをオーダーできるシステム。

「まぁとりあえず、熟成されたもの一つと、ロゼと、一般的なもの3つ程試すかね」

と注文した所・・・



yunのブルーミントン日記 オーマイゴッド!!!何だ、この「表面張力」系は!!

スパークリングがこんな姿で出てくるの見たことありません。


低レベルな話で申し訳ないが、学生時代の飲み会@汚い居酒屋で、「表面張力~」とかいってコップ酒を飲ませた/飲まされた記憶が脳をかすめました。


スパークリングでこの注ぎ方はありなんか??!!という感じでしたが、お味は3つともちゃんと特徴があり美味しかったです。

結局$25でBrutを購入。


はい、一軒目から飲み過ぎました。。。



・Roessler


ソノマの街中に「試飲所」を設けている小さなワイナリー。

ワイン作りは別の所で行なっているらしい。


現地で手に入れた無料情報誌を読んでいて気になったので行ってみた。


小さなカウンターがあり、客は基本私達一組。たまに顔見知りの客が入ってきて「~ちょうだい」と一本ワインを買っていく、という感じ。


店に入ると、奥から香水の香りをさせたオシャレ男子が出てきて、「試飲かい?」と私達二人の前にグラスを置き、サービス開始。

ここは基本的に試飲無料らしい。


シャルドネから始まり、ピノノワールが5種続く。

ソノマ地域各地でピノノワール作りをしているらしく、その「エリア」ごとの味を出すのにこだわりをもっているワイナリーだった。そういうの、面白い。


シャルドネは私好みの、樽っぽさがあまりなくてフレッシュなもの。値段も30ドル位。即決購入。

ピノノワールもほとんど全部好きだった。Hein Family Vinyardというエリアのものを購入。45ドル。


ここのワイナリーはまた是非訪れたいと思った。


お兄さんの解説やサービスも自然体で程良く、とても信頼できる感じがしたので、その後はお兄さんのオススメのワイナリーを訪れることにした。



・Siduri


あれ?名前聞いたことあるような気がするなぁ・・・

と思いつつ車を走らせ、到着してみると・・・やはり日本で飲んだことあるものだった。


輸送コスト諸々が高いらしい日本に入れてるってことはある程度大きなワイナリーなんだろうけど、、、試飲場所はこーんな素朴。



yunのブルーミントン日記 「作業所」の一角にて、樽の上で試飲させてもらいます。


ナパの「お城」とはえらい違いだね~。


日本で飲んだ時も特に感動しなかったこちら。。残念ながらあまり好きではなかったけど、値段はかなり安いものからあるのでお気楽に飲む用に一本買ってみた。



・Balletto


ここは全くの「通りすがり」で侵入してみた所。

こじんまりとやっていた。試飲はタダ。

オーナーらしき人と、20歳位に見えるその娘(ちょっとロック系)が試飲コーナーで働いている。


ワインについていえば、Roesslerで舌が肥えちゃった私達的には大きな感動はなかったのだが、一本10ドル程度、という安さ故にシャルドネを購入してみた。


その時は特に感動しなかったものの、家に帰って飲んでみたらもうちょっと美味しく感じた。



・Papapietro Perry


Roesslerお兄さんオススメのワイナリー。

こじんまりとやっているにも関わらず、かなり沢山の客がひしめきあっていた。

シャルドネは本数限定で作ってはいるが試飲には出さず、後はかなりの種類のピノノワールを作っているワイナリー。

私はアメリカにて、RussianRiverという地域のピノノワールを美味しいなぁと思って飲んでいたのだが、その地域にて数種類のワインを作っていた。


値段はどれも$45前後だったかな。
一本ご購入♪


ここのワインも、今後見かけることがあったらまた買いたいなと思う。






さ、長々と続いたナパ&ソノマ紀行、やっと終了です。

今回購入したワインは17本! こーんな状況になりました(笑)


yunのブルーミントン日記 配送されてきた状態。60kg以上、T氏の体重よりも重かった!!そしてそれを軽々とアパートの入り口まで担いで運んできたFedexの女性配送員・・・「中肉中背」の割と綺麗な人(推定40歳)だったけど・・・なんて力強いんでしょうか(笑)



yunのブルーミントン日記 ダダーンと並べてみる。いや~、すごいね。


それぞれ思い入れと共に買ったものなので、勿体無くてなかなか飲めません。

何だかんだで一年半後の帰国時まで残ってたりして。。。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



では、最後番外編。

「ナパに行ったらここで食べるべし!」と評価できるお店が幾つかありました。


第三位

SOL BAR


ナパ地方北部のCalistogaにあるレストラン。道中、T氏の誕生日だったためここでお祝いしました。

店内暗かったので写真は撮れなかったけれど、どれも美味しかった。

男性だったらメインに牛のステーキを注文することをオススメします。ポーションも大きすぎず、火入れが絶妙でとても美味しかった。

ジャンルは、「変わりすぎていないカリフォルニア料理」かな。

前菜+メインの一人ニ品で調度よい量。



第二位

Calistoga Bakery


Calistogaの目抜き通りにあるベーカリー。


yunのブルーミントン日記 朝食に利用。クロワッサンやマフィンやキッシュに加え、エクレアやケーキなども綺麗に並んでいます。



yunのブルーミントン日記 私のお気に入りはこのクロワッサン!中にバジルとチーズが入っているんだけど、すごいサクサクで味わい深いのです。

ここまで上手に出来ているクロワッサンは日本のパン屋さんにでさえ少ない気がする。


パンやケーキの雰囲気を見るに、きっとフランス系のベーカリーできちんと修行した人が作っているんだろうなと思いました。




第一位

JOLE


yunのブルーミントン日記

これもCalistogaの目抜き通りにあるレストラン。

道端にいたゴールデンレトリバーがあまりにも可愛くてナンパしに行った所、その飼い主がオススメしてくれた。


ジャンルはこれもカリフォルニア料理なのかな。SOL BARよりももうちょっと「変わった」ものを出している感じ。

例えば日本のカキフライをアレンジしたものを前菜に取り入れていたり。


メニューの中(デザートも選べる)から4品自由に選べて~ドル、というコース仕立てで注文する形式。

それぞれがスモールポーションで出てきて色んな種類を味わえ、日本人的には楽しかったです。


私達はカウンター席に座ったんだけど、そこだとデザート場が目の前に見えるんですね。

陽気なお兄さん(たまに失敗とかしてます 笑)と会話しつつ、デザートが出来ていく様を見るのも楽しかった。


パンからデザートまでかなり本格的に作っていて、

「なーんだ、アメリカにもこういう所あるんじゃん!」

って感じでした。



2末にT氏が授業の関係でサンフランシスコに一週間行くので、またナパ&ソノマに行くかもしれません。

そしたらまた情報更新しますねー。