全米オープン、始まりましたねー。

アメリカ暮らしの良いところは、テニスの試合がオンタイムで見れるところ。

日本でも主要な大会は放映してたりもしますが、大抵深夜だし、放映する試合数もとても少ない。


今年は、女子はなんといってもセリーナ・ウィリアムズ。数試合見たけれど、とても好調ですね。

我々夫婦は、彼女の事を「ウィリアム弟」と呼んでいます。 

そういえば、兄の方は最近見ませんね。怪我かな。

彼女のパワーに、派手さはないけれど良く拾い、地道に決める現女王のウォズニアッキがどう対抗するか。


男子は・・・どうなんでしょうかね。

フェデラーvsジョコビッチの試合が存在するとしたらアツいと思います。




そんな全米オープンの前座的な試合、Western&Southern Open@Cincinati を見に行きました!!

※)今回はかなりマニアックな話なので、テニス興味ないわ~という方は飛ばし読みをオススメします。


yunのブルーミントン日記

日本ではあまり知られていない大会だけれど、実は見に行くのには超穴場的な大会。

世界の一流選手が皆、USオープンに向けてアメリカに来ており、調整も兼ねて出場するので、マイナーな大会ながら一流選手がほぼ全員出ている。

実は賞金が相当高いっていうのも出場率が高くなる一因らしい。

当然ニッポン女子29歳は、一眼レフを構え、カメラ小僧化してきましたよ。


Cincinatiは、私の住む所から車で3時間位の所。

テニス仲間であるベトナム人夫婦&その娘 に紛れて連れていってもらった。

ちなみにその娘は25歳位なのだが、未だに反抗期(笑) 両親に甘やかされてめちゃくちゃワガママしてました。客(私)のいる前でも態度を改めないってすごい。。。 

でもそんな彼女、現在は大学院に行っているらしいが、高校時代はテニスで全米クラスだったらしい!!毎週末、アメリカ各地で試合をするような生活をしていたらしい。

どうりで彼らの家には「ガットを張る機械」が二台もあるわけだ><


私たちは、朝11時~夕方までのチケットを取った。

最終試合だけ見れないが、他の試合は色んなコートを行き来して自由に見れる。

小さな大会&会場なので、めちゃくちゃ近距離で試合や選手の練習風景が見れる。ちょっと頑張れば選手に触れられるような距離。

基本的に空いているので、「この試合飽きたらあっち」的にグルグル回れるのも楽しい。


yunのブルーミントン日記 ウォズニアッキの試合なのに空いてるなぁ・・・


yunのブルーミントン日記 妖精と例えられる現女王は、かなりゴツかった。


yunのブルーミントン日記 シャラポワの練習風景。ラリーの相手も大変だ。


yunのブルーミントン日記 イバノビッチは本当に可愛い!!可愛さに負けて、このデザインのウェアを購入してしまった・・・。 サイズは子供用のLだけど;


yunのブルーミントン日記 ダニエラ・ハンチュコバ。杉山愛選手の最後のダブルスパートナー。彼女のスタイルの良さは圧巻でした!!そのままスーパーモデルになれる!!


yunのブルーミントン日記 審判にキレ、母国語で暴言を吐いていました;普段はいい人っぽいけどね。


yunのブルーミントン日記 マリア・キリレンコ。シャラポワと同じ「美しく若く背が高いロシア人」。私はこの人の方がシャラポワよりも美しいと思う。何と言うか、お人形的な顔。 そしてこの日、彼女と対戦してたのが・・・


yunのブルーミントン日記 出た~~~!!「低身長、短足、非美貌」の我らが愛すべきスキアボーネ!! 私はこの人が何とも言えず好きなのだ。

スラっとしたスラブ系か、ゴッツくデカいアメリカ系がランキング上位を占める中、イタリア人ラテン系の彼女。

身長も高くなければ、ラテン系故の短足。引き締まりきった体は鶏ガラ系だし、ショートカットの髪の毛を邪魔なのか、ピンでめちゃくちゃに留めてあったりして、色気もくそもない。

年齢だって、近年の女子ランキングが若年齢化しているのに対し、31歳で未だ頑張っている。

完全に女を捨てきったその雰囲気が、超爽やかで潔くてカッコいいと思ってしまうのだ。


プレースタイルもユニーク。

バックストロークは片手で、すごいスライスかけてたり、すごいスピンをかけてたりする。

打つ度に、「アッヒー」という、「何でそうなるの?」と思うような声を出す。

ミスったり、自分がゲームを取ったりすると、イチイチ仕草が派手。さすがオーバーアクションイタリア人で面白い。

USオープンではタイブレークのアツいゲームを制した時に、スーパーサイヤ人の様なポーズで「ウォーーーーー」と、獣の様な叫びをした。。。。ま、女、ではないわな 笑


一度彼女がミスをして、

”Damn it !!”

と叫んだ時は違和感を覚えた。

イタリア人なら

"Catsu !!"

と叫びなさいよ、と。


一流選手は皆英語がペラペラだし、アメリカとかで練習するのが日常らしいので、うっかり出る叫びが英語になってしまうのでしょうかね。



このキリレンコ対スキアボーネの試合はアツかったなぁ。

最後スキアボーネが勝った時、感動で涙しそうになった位。

USオープンでは負けてしまったけれど、人を引き込むプレーをする選手です。



さて、男子は


yunのブルーミントン日記 ナダル。この日はナダルも相手も調子が悪かったのか、あまり好プレーが見られないままナダル勝利で試合が終わってしまった。 遠くから見ても彼はキン肉マンである。



yunのブルーミントン日記 そしてツォンガ!! ウィンブルドンの決勝で、ジョコビッチと対戦した試合が面白すぎてファンになった。

何と言うか・・・身体能力が半端ないのです!!

残念ながらこの試合は、体調不良のためグダグダだった(確か途中棄権)が、ウィンブルドンは面白かったなー。

ジョコビッチは細いけれども反射神経の良さと足の速さを持ち合わせた選手。それと、パワー&反射神経のツォンガのボレー合戦とか、観客を非常に沸かせる試合であった。

ツォンガと言えば、両手の親指で自分を指し、クルクルスキップで回りながら喜びを表現する、お決まりのポーズもステキである。ゴリラそのものの様なルックスのため、「ウッホウッホホ」と効果音を付けたい所だ。


ひとしきり試合を観た後、人だかりがあるので行ってみると・・・


yunのブルーミントン日記 2011ウィンブルドンを制したクビトバ選手のインタビューだった。こう見ると普通に女の子ですね。




楽しい試合がお腹いっぱい見れて、とても楽しい一日でした。

来年も絶対行こうっと!!


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